BTS(防弾少年団)のメンバー ジョングクが、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の開会式で歌唱した楽曲に隠された意味がすばらしい! と称賛を浴びている。
BTSのジョングクは11月20日、ドーハのアルバイト競技場にて開幕したFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の開会式に登場し、公式ソング「Dreamers」を披露。カタールの歌手 Fahad Al Kubaisiを迎え、船旅をイメージとした盛大な雰囲気の中、美しい歌声を響き渡らせた。
Jung Kook of BTS performs at the opening ceremony of the World Cup 🎵 pic.twitter.com/7b9lQPRVQ4
— B/R Football (@brfootball) November 20, 2022
実はパフォーマンス中、インイヤーから自分の声が聞こえないというトラブルに見舞われていたというジョングク。世界中が見守る大舞台でのトラブルという、パニックになり兼ねない状況でも冷静に対応し、プロ根性で圧巻のパフォーマンスを披露。衣装、ボーカル、ダンスのすべてが最高だった! と見る者を魅了した。
【動画】정국 (Jung Kook) ‘Dreamers’ @ FIFA World Cup Qatar 2022 Opening Ceremony
そんなジョングクの「Dreamers」にパフォーマンスには、彼の卓越した実力だけでなく、他にも感動的なポイントがあるそうだ。
あるファンがツイッターで明かしたところによると、「Dreamers」のバックコーラスは、カタールが位置するペルシャ湾のセーリング文化を根ざしているという。歴史的に貿易船の乗組員は、真珠獲りなど、乗組員の中でも大きな役割を担っていたそう。また乗組員たちは、何か月も働きづめとなるため、船員たちの士気をあげることも重要な役割の1つだったという。
当時、船員たちを元気づけるために歌われていたのが、「ala ho la dan」という歌で、なんと今回、それが「Dreamers」のイントロに使用されているのだ。
the intro part that goes “ala ho la dan” is one of the tunes [alnahham] used to sing to the sailors to cheer them up and lift their spirits. the words in [dreamers] have no literal meaning, its just a melody.
— Jo⁷ hoseok l♡ver 🌊 (@jiminieepaws) November 20, 2022
それに気が付いた投稿者は、音楽を通じて文化や伝統を伝えたパフォーマンスに感嘆。これを機に、多くの人が学んでくれたらうれしいと期待を込めている。
▼ファンのコメント
「とても勉強になるし、興味深い。さらにこの曲への関心が深まった」
「教えてくれてありがとう!おかげで『Dreamers』がもっと意味のある楽曲になった」