BTS(防弾少年団)のジン(キム・ソクジン)が、ソロ曲『The Astronaut』のMV撮影で、ある恐怖心を克服していたことが明らかに。撮影時の心境を振り返る彼の様子に注目が集まっている。
11月15日、BTSはジンのインタビュー動画「ウットビュー(우떠뷰)」を公開。このインタビューは『The Astronaut』の発表に合わせてジンが制作したキャラクター「ウット」がインタビュアーとなり行われている。ジンはウットに投げかけられた様々な質問に答えながら『The Astronaut』の制作秘話を明かしている。
우떠뷰: 우떠의 진 ‘The Astronaut’ 앨범 제작기 관찰일지
ジンが自身が持っていた恐怖心について語っているのは、ウットから「MVの中でどんなシーンが最も気に入っているか」という質問を受けたときのこと。これに対し彼は、MV中の“走るシーン”について話している。
ジンのお気に入りシーンは、曲の1番が終わったあとの間奏部分。ここで彼はカメラを追いかけるような形で走りながら撮影を行っている。ジンいわく、彼がこのシーンを気に入っている理由は、彼がこの撮影を通してある恐怖心を克服したからだとのこと。彼が感じていた恐怖心とは、走るときのフォームに対するものだ。ジンは「カッコ悪く走ってたらどうしよう。変な走り方だったらどうしよう」と、走るフォームが不格好かもしれないことを心配していたそうだ。
しかし、結果は大成功。彼が心配していたようなことは起きず、カッコよく走ることができた。ジンも満足しているようで「思ったより悪くない、いい感じに走れた」と、笑顔を見せながら話している。MVに採用されているのは、1回目のテイクで撮ったものだそう。数回撮影したそうだが、その中で最初に撮ったものが最も良い出来栄えだったようだ。
ちなみに、ジンがこのシーンを撮影する様子は公式チャンネルで公開されているビハインド映像でも見ることができる。11月7日に公開された「EPISODE」では、MV撮影のビハインドシーンが撮影されている。こちらには、今回の走るシーン以外の場面についても様々なビハインドシーンがまとめられている。