NCTのヘチャンとマークが、アイドルとしてデビューする適齢期について意見を述べた。
最近、K-POP界では、まだ中学生ほどの非常に若い年齢でデビューするアイドルがかなり増えてきている。そんなアイドルたちが大人気を博している一方で、精神的・身体的にまだ未熟な子を過酷に働かせることへの懸念の声が上がっている。
そんな中、注目を集めているのが2年前にマークとヘチャンが語ったデビュー年齢に関する言及だ。2020年5月に公開されたKBS KpopのYouTubeチャンネルの企画「BOATTA」に登場したのは、NCT 127。彼らは、5歳から11歳ほどの幼い子どもたちと対話を行った。
動画はこちら【該当シーンは10分52秒頃~】
この番組に出演した11歳の少女・ユギョンは将来アイドルになりたいという。そんな彼女は、アイドルの先輩である彼らに素朴な疑問を投げかけた。それは、「芸能人は何歳からなることができますか?」というもの。
これにヘチャンは、「実は、基準がありません」「いつなってもいいけれど、必ず伝えておきたいことがある」と真剣な表情で語った。
少女の目を見つめ諭すように語った内容は、
「芸能人をしていると、できないことがとても多いです。あきらめなければいけないことが」
「例えば学校生活とか。学校生活を送りながらしながらアイドルもできたらいいけれど、なりたくても普通の学生になるのは難しい。学校生活などを先にした後に始めたらよいと思います」
というもの。ヘチャンは、14歳でSMエンターテインメントに入社、高校在学中にデビューを果たした。学校生活を思うように送れないまま卒業した彼は、自らの経験を彼女に重ねたのだろう。「そうすれば、後悔のない時間を送れると思う」と賢明なアドバイスを送った。
マークも、貴重な学生時代をアイドル活動に捧げたメンバーの1人だ。彼は、「学校生活をもう少し多く送っていたらどうなっただろうかと思います」と、自身の学生時代に対する後悔の気持ちを正直に語った。
実体験に基づいた現実的なアドバイスに、ファンからは納得の声が上がっている。