LE SSERAFIM カズハが、グループに合流した時の心境を明かした。
カズハは、幼い頃からバレエに打ちこんできた元バレリーナ。オランダでバレエ留学をしていた時に現在の所属事務所SOURCE MUSICのオーディションに合格、デビュー組に大抜擢され、韓国に渡ってきた。なんとわずか半年というかなり短い練習生期間でデビューを果たした、実力派メンバーだ。
そんな異例のバックグラウンドを持つ自身の境遇に、彼女は不安を抱いていたようだ。10月26日に公開されたWeverse Magagineの単独インタビューに答えたカズハは、メンバーたちとの初対面について語った。
9月に公開されたドキュメンタリー「LE SSERAFIM (르세라핌) Documentary ‘The World Is My Oyster’」について、「ドキュメンタリーを見ると、メンバーたちとビデオ通話で初めて挨拶を交わすシーンもありますよね。今改めてそのシーンを見てどんな気持ちでしたか」と尋ねられたカズハは、当時の心境を明かした。
動画はこちら【該当シーンは9分11秒頃~】LE SSERAFIM (르세라핌) Documentary ‘The World Is My Oyster’ EPISODE 01
ドキュメンタリーで公開されたビデオ通話のシーンでは、カズハと初対面を果たしたメンバーたちが、うれしそうに日本語であいさつしたり、口に手を当て初めて見るカズハに驚いた表情を浮かべたりする、ほほえましいシーンが捉えられた。
カズハは、まだぎこちない韓国語で「こんにちは。私は中村カズハです。韓国の年齢で20歳です」「私が実力面でかなり不足していることをよく理解しているので、早く伸びて、上手になれるように努力します」と自己紹介。これを他メンバーたちは温かく見守り、拍手を送った。
当時を振り返ってカズハは、「とてもぎこちなかったですね(笑)。あの時は私は韓国語ができなくて、メモに予め書いておいた自己紹介を読んだんですが、準備した自己紹介をちゃんと読んで、自分の気持ちをメンバーたちに伝えるのが一番大きな目標だったので(笑)、とにかく無我夢中でした」と語った。
一方で、他メンバーよりもかなり短い練習生期間での異例の合流に、不安もあったという。「実際他のメンバーたちからしたら、それまで本当にたくさん準備してきたのに、私がどこからか急に現れたわけじゃないですか。私という存在を気まずいと感じるかもしれないですし、また私に対して複雑な感情を抱くかもしれないと思ったので、ちょっと慎重になりました」と、長く苦しい練習生生活を送ってきたメンバーたちの中に合流することに、かなり気を遣っていたことを明かした。
しかし、そんな不安は杞憂に終わったようだ。メンバーたちはカズハを気まずい存在と感じるどころか、むしろ大歓迎し、慣れない韓国で委縮してしまっている彼女を助けてくれたという。
カズハは、「メンバーたちは初めから本当にやさしくて親切に接してくれたんですが、その時は私が韓国語が上手くできないこともあって、私から声をかけるには勇気がなくて、すぐに仲良くなるのは難しかったです。でもある瞬間、私の心の壁がなくなったと感じた時から、メンバーたちが本当に楽に感じられました」と、メンバーたちと打ち解けるまでの過程を明かした。
メンバーたちの支えはもちろん、彼女自身の大きな勇気でグループになじめるようになったというカズハ。彼女の努力とメンバーたちの広く温かい心に、ファンからは感激と称賛の声が上がっている。