K-POPアイドルのハリウッド進出が活発化している。
韓国メディアスポーツ東亜が、BLACKPINK ジェニーやASTRO チャ・ウヌ等、K-POP界のスターたちがハリウッドに続々と進出していることを報じた。世界的に影響力を拡大しているK-POPに、ハリウッド映画・ドラマ制作陣の関心が向いている。
BLACKPINK ジェニーは、ハリウッドドラマを通して初の演技に挑戦、女優デビューを果たす。ジェニーがキャスティングされたのは、来年、米放送社HBOで公開されるドラマ「The Idol」。今夏、撮影を全て終えたという。このドラマは、人気歌手ザ・ウィークエンドが主演、また制作、台本の共同執筆まで務めていることで話題を集めている。人気ポップ歌手とアイドルたちの愛と友情、これらをめぐる音楽産業の裏側に焦点を当てた内容を盛り込んでいるという。
最近公開されたドラマの予告映像には、ジョニー・デップの娘として有名なリリー・ローズ・デップのキスシーンや、ジェニーがクラブで踊るシーンが盛り込まれており、大きな注目を集めた。
THE IDOL Trailer 2 (2022) Jennie Ruby Jane, Lily-Rose Depp
ASTRO チャ・ウヌは、仮想K-POPボーイズグループのアメリカデビューまでの過程を追う映画「K-POP:ロスト・イン・アメリカ」の主演としてキャスティングされている。CJ ENMによると、映画「海雲台」などで有名なユン・ジェギュン監督がシナリオ作成を担い、映画「キューティ・ブロンド」などを脚色したキルステン・スミスなどハリウッド作家陣も参加する予定だという。
これに先立って、ボーイズグループNewKiddのジングォン、Stray Kids出身キム・ウジン等も、HBO系列のビデオオンデマンドサービスHBO Maxオリジナルシリーズ「Além do Guarda-Roupa」にキャスティングされ、撮影を終えている。彼らはK-POPボーイズグループのメンバー役でこの作品に出演する。
他にも、K-POPスターの愛の物語を扱った映画「Somewhere Only We Know」等、K-POPを題材にした作品がアメリカで盛んに制作されている。それに伴って、K-POPアイドルたちのハリウッド進出は今後ますます盛んになると見られている。