LE SSERAFIM サクラ(宮脇咲良)が、年下のメンバーたちに全力で愛情を注ぐ理由を語った。
サクラはデビュー以来、グループの最年長かつ経験豊富なキャリアの持ち主として、一貫してメンバーに気を配り、メンバーのために最善を尽くす姿が称賛を浴びてきた。包容力ある頼れる言動の数々は、思わず感動してしまうようなものばかりだ。
特に、末っ子のウンチェや同じく日本人のカズハへの接し方は、大きな話題になった。
末っ子でまだ15歳と幼い年齢のウンチェには、「難しいことは全部私がやるから、ウンチェは心配しないでただ笑って」と愛情あふれる心強いメッセージを残し、その感動的な言葉がウンチェを泣かせた。
サクラよりも韓国生活がかなり短いカズハには、韓国語を教えてあげたり、言語面で困っている時に助け船を出してあげたりと、全力のサポートをしていることがよく知られている。
そんな末っ子たちへの気遣いが、10月24日に公開されたWeverse Magazineの単独インタビューでも紹介された。そこで、サクラが抱いている末っ子たちへの思いが語られた。
記者が「普段から周りのことを細やかに配慮している様子でした。「DAYOFF」でホカンスに行った時も遅い時間に水遊びをしたがるEUNCHAEさんに『やりたいこと全部やっていいよ! EUNCHAEさん、やりなよ。見ていてあげる』と話し、バスルームの電気が消えてKAZUHAさんが驚いたら、日本語で話してもいいと安心させてあげていましたね」と、サクラの優しい気遣いに言及。するとサクラは、これらの行動に隠された心の内を明かした。
「気の置けない関係を築きたいです。私たちのグループは歳の差があるほうじゃないですか。やりたいようにできなかったり、気軽に話せなかったりする些細な瞬間が積み重なると、本当に話したいことを話せなくなるような気がして『やってみて、私が見ていてあげる』と話すようにしています。そうしてこそ、本当に大事な話が必要だったり、心が痛んだりした時もちゃんと話し合えると思うので。」
いつか訪れる困難を万全の態勢でフォローするため、普段からグループの仲を深めることを心掛けているようだ。この心掛けのおかげか、LE SSERAFIMは最年長と末っ子の間に8歳もの年の差があるにもかかわらず、年齢差による断絶を全く感じさせない仲のよい様子がよく見られる。
またサクラは、過去の自分の姿を2人に重ねていることを明かした。わずか13歳でのアイドルデビューや、異国の地に渡って活動してきた経験がある彼女は、15歳でデビューしたウンチェや、慣れない外国の地で活動するカズハに深く共感しているようだ。自身の経験から学んだことをメンバーたちに還元しようと力を尽くす彼女の努力が明らかになった。
「EUNCHAEさんはグループで一番年下で、KAZUHAさんは海外から来たばかりです。私も似たような状況に置かれたことがあるので、当時私が言われたかった言葉や望んでいた配慮をしてあげているように思います。当時はもちろん、周りの人によくしてもらいましたが、あの時こうしてくれる人がいたら、もっと気が楽になれたのではと思うことをしてあげるようにしています」
心優しく責任感の強い彼女の性格がよく表れた発言の数々に、ファンは感激。アイドルとしてだけでなく、1人の人間としても成熟したサクラの存在を誇らしく、心強く思っているようだ。