LE SSERAFIM サクラ(宮脇咲良)が、アイドルを悩ませるネットユーザーからの悪質コメントに対する考えを述べた。
サクラは19日、彼女の「韓国での初めての友達」として知られるカン・ホドンがMCを務めるNAVER NOW.のトーク番組「キャンナワ」にゲスト出演を果たした。
そこで彼女が語った、ネットでの悪質なコメントに対する成熟した考えが注目を集めている。番組中、トークはサクラが2018年に出演した「PRODUCE 48」の話題に。放送当時、番組が韓国で大きな話題になっていたと語ったカン・ホドンは、「コメントはどうでしたか?」と、サクラにネットの反応を見たかどうか尋ねた。
この質問にサクラは少し動揺する様子を見せ、「コメントですか? 本当にすごかったですよ(笑)」「本当にいろいろな人が(番組を)見るから…」と、当時のネットユーザーたちのコメントがどれほど荒れていたかを匂わせた。
それを聞いたカン・ホドンは、彼女が以前明かした悪質なコメントに関するエピソードに触れた。実はサクラ、IZ*ONE時代に受けた「歌が下手」というバッシングにひどく傷つき、「(歌の)パートが少なければいいな」と思うようになるほどの大きなトラウマを抱えるようになってしまっていたのだ。
しかし、サクラはこれを非常に誠実な態度で乗り切っていた。「私が上手く歌えば、酷評されずに済む」と考えたサクラは、今の事務所に入る際に「もうそんな意見(酷評)は聞きたくない」という強い決意を持ち、デビューまで熱心に練習をしたという。
そんな自身を、「私は生まれ持った才能はなくて、努力する才能だけがあります」と振り返ったサクラ。心を傷つけるコメントにも負けず、努力で勝ち抜いたサクラの強さに、カン・ホドンは感動。「エネルギーで悪質なコメントを再活用するんだ」と感心する様子を見せた。
この壮絶な経験を乗り越えたサクラは、「以前は悪質なコメントに気を揉んでいたけれど、今はもう本当に私が悪かったわけでないならば気にしません」「人々は自分が見たいものだけを見るじゃないですか。それでどうしろって?」と、現在の悪質なコメントに対する考えを飄々と述べた。
紆余曲折の末、悪質コメントに負けない堂々としたメンタルを手に入れたサクラに、ファンからは称賛の声が上がっている。