LE SSERAFIM ホ・ユンジンが、自身がK-POPアイドルを目指すきっかけとなったアーティストを明かした。
ユンジンは10月18日、歌手イ・ムジンがホストを務めるウェブプログラム「リムジンサービス」に出演。この番組は、ゲストが用意してきた様々な曲を生歌唱する。声楽やオペラを通して培った彼女の人並外れた歌唱力が存分に発揮された、ファン歓喜のプログラムとなった。
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そんな番組の中で、ユンジンがK-POPアイドルを目指すようになったきっかけが明かされた。というのも、ユンジンは元々アメリカ育ちで、アメリカで声楽やオペラに取り組んでいたのだ。そんな彼女が韓国に渡ってキャリアを積むようになったことについて、イ・ムジンから「こんなにも歌が上手くて、声楽の専攻をすることもできたアメリカの平凡な学生(ユンジン)が、K-POP歌手を夢見るようになった理由は何ですか」という質問が投げかけられた。
これにユンジンは、「私がアメリカに住む韓国人だったじゃないですか」「それでアイデンティティに関する悩みがずっとあったんです」と明かした。「私は誰なんだろう」「どこに行っても似合わない存在、そういう人のようでした、そういった経験も多かったし」と、当時の苦悩を語ったユンジン。音楽が大好きなのに、ミュージカルや映画、歌手等、現地のエンターテインメント市場には韓国人がほとんどおらず悩んでいた時、彼女に一筋の光が差した。
彼女の人生に大きな転機を与えたのは、なんとBTS(防弾少年団)だったという。当時ユンジンが目にしたのは、「アメリカン・ミュージックアワード」というアメリカで開催される大きな授賞式に登場したBTSの姿だったのだ。
▼BTS(防弾少年団)
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ユンジンは、アメリカの舞台で活躍するBTSの姿に大きな感銘を受けたようだ。「そこで受賞された姿を見て、本当に力を得ました」「韓国人としての自負心もできて、すごく幸せな気持ちになって」と当時の感動を語った。
そんなBTSの姿に勇気を得たユンジンは、「私も誰かに勇気を与えられる、そんな素敵なアーティストになりたい」と思うようになったという。
実はユンジン、彼女のデビュー前のSNSの投稿等を見たファンの間で、彼女はARMY(BTSのファンの名称)なのではないかという噂がささやかれていた。ついに明かされたBTSに関する感動的なエピソードに、ファンからは驚きと感動の声が上がっている。