LE SSERAFIMの新曲の歌詞が鳥肌モノだと話題になっている。彼女たちにしか歌えない、唯一無二の個性を活かした歌詞に注目だ。
LE SSERAFIMは今日(17日)、2ndミニアルバム「ANTIFRAGILE」をリリース。午前0時に同名のタイトル曲のMVが公開されると、公開から12時間で約400万回という再生回数を記録している。隕石の衝突をメインテーマに作られた今回のMVは、試練に直面するほど強くなるという「ANTIFRAGILE」の意味を込めている、と所属事務所SOURCE MUSICが明かしている。
LE SSERAFIM (르세라핌) ‘ANTIFRAGILE’ OFFICIAL M/V
そんな新曲「ANTIFRAGILE」は、MVのみならず歌詞にも深いメッセージが込められていた。困難に直面しても折れることなく、堂々と進んでいく強い自我を表現したLE SSEARAFIMらしい歌詞が並ぶ中、特にファンの心をつかんだパートがあった。それは、日本人メンバーのカズハとサクラ(宮脇咲良)が歌うパートだ。気になるその歌詞の内容は以下の通り。
カズハが歌っているのは、「잊지 마 내가 두고 온 toe shoes(忘れないで 私が置いてきたトウシューズ)」という歌詞。これはカズハがプロのバレリーナを目指していた過去を差していると思われる。わずか3歳という幼い年齢から人生のほとんどをバレエに捧げてきたにもかかわらず、その夢を捨て、K-POPアイドルとして活躍するようになったという異色の背景を持つ彼女が歌うこのパートには、非常に重みがある。
サクラは、「무시 마 내가 걸어 온 커리어(馬鹿にしないで 私が歩んできたキャリア)」という歌詞を歌っている。これは、彼女のアイドルとしてのキャリアの長さ、そして濃さを表していると思われる。2011年にHKT48のメンバーとしてアイドルデビュー、人気メンバーとして活躍し、その後日韓合同オーディション番組「PRODUCE 48」に出演、厳しい戦いを勝ち抜き見事IZ*ONEのメンバーに。活動終了後も努力を続け、LE SERAFIMとして3回目のデビューを果たすという、他の誰よりも濃密なキャリアを積んできた彼女だからこそ歌える歌詞だ。
また、曲の2節ではこのパートをサクラと同じくIZ*ONEとしてキャリアを積んだチェウォンが歌っている。
彼女たちの人生をそのまま活かした重みのある歌詞に、ファンは感動。彼女たちにしか歌えない、重みと意味のあるこの曲に、熱い反応が寄せられている。