LOONA(今月の少女) チュウが、過食嘔吐に悩まされることになったきっかけを明かした。
チュウは、天真爛漫で底抜けに明るいキャラクターが人気を呼び、韓国のバラエティ番組やCM等、様々な業界から引っ張りだこの人気者。LOONAの名を背負い、精力的に活動を行っている。しかし陰では非常に苦労が多く、特に所属事務所であるBlockBerry Creativeとの対立の噂が度々報道されてきた。
そんなチュウは、先月30日に放送された「オ・ウニョンの重宝相談所」の予告で、ストレスを受けると過食嘔吐をしてしまうことを明かした。普段のキャラクターからは想像もできない壮絶な悩みに視聴者は衝撃。本放送に大きな注目が集まった。
10月7日の本放送では、過食嘔吐に走るようになってしまったきっかけやその症状等、チュウの悩みが深く掘り下げられた。
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チュウによると、ストレスを解消するための手段として、元々好きだった辛い物を過食するようになったと明かした。辛い物がなければ、普通の食べ物を大量に食べる、という手段でストレスを解消していたという。そのような過食が原因で胃がおかしくなってしまい、2021年の7月から今年4~5月にかけて月に1度は救急外来に行っていたことを告白し、出演者を驚かせた。
そんなチュウが過食に走るようになったきっかけのひとつは、「収入がなかったこと」だという。なんとチュウは、CMや番組等、かなりの量の仕事をこなしていながらも、昨年(2021年)収入がなかったというのだ。
「食べ物を食べたいけど、その費用が高くてストレスを受けた。それで辛い食べ物をさらに辛くして残さず一度に全部食べる、そういう食習慣になった」と明かした。チュウは、そういった方式のストレス解消を「インスタント慰労」と呼び、誰にも迷惑をかけず短時間、最小の費用でできる過食にさらにのめりこむようになったという。必死に働いても給料を受け取れないことが大きなストレスになり、彼女を過食嘔吐に追い込んでしまったのだ。
チュウの深刻な悩みを聞いた番組ホストで精神科医のオ・ウニョンは、丁寧なカウンセリングを通してチュウを慰め、ストレスに対処するためのより効果的な方法を提案。チュウは専門家からのアドバイスを真摯に受け止め、「悩みを吐き出すこと自体が実は心配だったが、今まで無視してきたことを解決してみようとしなければいけなさそうです」と語り、自分自身をもっと大切にすることを約束した。
また、チュウは放送前の10月6日にインスタストーリーを更新し「摂食障害・拒食症等では全くない」「過去の外出禁止、忙しい日程の中でストレスを解消する方法を知らず、辛い食べ物を食べることで解決して体の管理がうまくいかなかったのだが、今は誰よりもスポーツ、趣味、周辺の大切な人との会話を通じて幸せに働くことを楽しんでいるので、大きな誤解と心配よりも、応援をしていただければ幸いだ」と伝えた。摂食障害を否定、体の管理方法を間違えていただけだと釈明し、現在の安定した状況を明かすことでファンを安堵させた。
しかし、放送を見たファンたちは、チュウのストレスの原因を作った所属事務所に懐疑的な視線を向けた。オンラインコミュニティには、事務所に対する批判の声が殺到している。
▼ファンの声
「ありえない。あんなにテレビに出ているのに無給なんて」
「精算といっても時間がかかりすぎではないか」
「チュウがLOONAの知名度を上げたのにこの仕打ちはひどすぎる」