2022年は、新人ガールズグループが大活躍。世界に愛される先輩グループらと共にK-POP界を大いに盛り上げた。そんな中、ついに1年を締めくくる授賞式シーズンが到来。今年の“新人賞”を勝ち取るグループに注目している人も多いだろう。
Kep1erやNMIXX、LE SSERAFIMら、実力派のグループが次々と誕生し、デビューと同時に絶大な人気を博していたが、大本命としてK-POPファンが注目しているグループは、一体誰なのだろうか。K-POPメディア KpopStarzが、今年の新人賞を総なめにするでだろうグループを予想している。
まず“新人賞”の最有力候補だと言われているのは、モンスタールーキーとして君臨し、もはや国民的のアイドルとも言えるほどの人気を博しているIVEだ。
▼IVE
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IVEは2021年12月にデビュー。まだ活動期間は1年も経っていないにもかかわらず、その人気は業界トップクラス。デビュー曲「EVELEN」から、最新曲「After LIKE」まで、特大ヒットを連発しており、なんと音楽番組では通算34回の1位を獲得している。
アルバム(シングル)のセールスも順調に伸ばしており、8月27日までに「EVELEN」は381,883枚、「LOVE DIVE」は713,232枚を売り上げ、9月の終わりまでに「After LIKE」の売上は驚異の1,111,117枚を記録。たった3枚のシングルで計220万枚を売り上げている。
【動画】IVE 아이브 ‘After LIKE’ MV
また「After LIKE」の初動売上は、924,363枚で2021年・2022年にデビューした新人ガールズグループとして、最多の記録を樹立。IVEの人気ぶりは、もはや“新人賞”だけではなく、“大賞”も狙えるほどだと言われている。
そんなIVEが世界の音楽チャートを独占する中、K-POP界にすい星のごとく現れ、一気に話題をかっさらっていったのが、NewJeansだ。
▼NewJeans
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NewJeansは、BTS(防弾少年団)らが所属するHYBEの傘下レーベルとして新たに設立された「ADOR(All Doors One Room)」からデビューした5人組。これまでSMエンターテインメントで多くのアーティストを担当してきた敏腕ディレクター ミン・ヒジンが手がけている。
煌びやかで豪華な雰囲気がトレンドとなっている、現在のK-POPガールズグループとは打って変わったピュアで清涼感のあるコンセプトと楽曲が特徴で、音楽業界に新たな風を吹き込んでいる大注目の新人グループだ。
そんなNewJeansは、9月30日にデビュー曲「Attention」と「Hype Boy」で、なんと韓国の主要音楽チャート Melonチャートのトップ100で1位と2位を独占。同チャートにおいて、ガールズグループとして初めてデビュー曲で1位・2位に同時にランクインしたグループとなった。
またデビューミニアルバム『NewJeans』をリリースすると、わずか6時間後に「Attention」が同チャートで9位に浮上。“最短でTOP10にランクインしたデビュー曲”という称号を手に入れた。その後も、「Attention」はグングンと順位を上げ、197時間後には首位を獲得。ガールズグループのデビューとして、史上最短で1位を獲得するという快挙を達成した。
【動画】NewJeans (뉴진스) ‘Attention’ Official MV
それだけでなく、『NewJeans』がリリースされてから24時間で、収録曲全曲のトータルストリーミング数は200万回を突破。さらに1週間で、その数は1,300万回に到達。2019年以降にデビューしたグループとして、リリース初週でストリーミング数が1,000万回を超えた初めてのグループとなった。
NewJeansの快進撃はこれだけではとどまらず、その人気ぶりは海外でも。Spotifyの「U.S Weekly」では、「Attention」がK-POPグループのデビュー曲として初めてランクイン。9月19日の時点で月間リスナーは1,000万人を超え、全米チャート(ビルボード)では、8週にわたってランクインするなどロングヒットを記録している。
もちろんフィジカルアルバムのセールスも好調。初動売上は311,271枚を記録し、K-POPガールズグループのデビューとして歴代最高記録を達成している。
そんな強豪2組が揃う中、栄えある“新人賞”を獲得するのは、一体どのグループなのだろうか。今週末(10月8日)に開催される「2022 TMA(THE FACT MUSIC AWARDS)」に注目だ。