BTS(防弾少年団)ジンが、もはや正気ではいられなくなるほど緊張するという仕事について告白。ストレスによって体に様々な異変が起こるほど彼を苦しめたこととは、いったい何なのだろうか。
デビュー9周年を迎え、今後はチームとしてだけでなく、ソロ活動にも力を入れていくことを発表したBTS。J-HOPEはさっそく初となるソロアルバムをリリースし、Vは雑誌「VOGUE KOREA」の表紙を単独で飾り、多彩なグラビアを披露。ソロとしても輝きを増すメンバーたちのグローバルな活躍に、ファンは心を躍らせている。
そんな中、ひとりで映画のVIP試写会に登場したジン。ジンが参加したのは、彼にとって俳優の道を目指すきっかけとなった憧れの人物であり、以前から親交のあるキム・ナムギル氏が出演した『非常宣言』と、「イカゲーム」でおなじみのイ・ジョンジェ氏の初監督作品『HUNT』の試写会だ。
抜群の美貌に加え、謙虚でユーモアにあふれた、だれもが愛さずにはいられないキャラクターまで兼ね備えているジン。しかしこの試写会の中で、そんなジンにとって、もはや正気ではいられなくなるほど緊張する仕事があったことが明らかになった。その仕事とはなんと、初めて会う人が大勢いるイベントだ。
仲良しのキム・ナムギルに手を引かれ、集まったたくさんの俳優陣とあいさつを交わしたジン。しかしそんなジンの表情はどこかこわばっており、これまで見たことがないほど落ち着かない様子だ。するとジンは、自分を待ち受けるフォトゾーンに思いを馳せた途端、「コンサートのほうが簡単だ!」と断言。さらには「コンサートは大変だけど知らない人とコミュニケーションを取ることがない」「知らない人が多いときは目の前がぼやけて、とつぜん汗が出る」と続け、強いストレスによって体に異変が起きるほど、初対面の人が多い現場が苦手なことを明かしたのだ。
[BANGTAN BOMB] Jin at the Movie Premiere – BTS (방탄소년단)(該当シーンは4分25秒頃~)
この後ジンは、仲良しの俳優 イ・サンヨプ氏と合流するやいなや、彼へ駆け寄って抱きつくと、「知らない人が多かったから冷や汗が出て大変だった」「ナムギルさんに俳優の方々を紹介してもらって、『大変なことになった…』(と思った)」とこれまであったことを1つひとつ報告。知っている人の登場に心底安堵するかのように、饒舌になる姿を見せた。
グラミー賞授賞式や国連総会など、これまで数えきれないほどの大舞台に立ってきたジン。しかしそんな彼にとって、コンサートとは違い、周囲に知らない人が大勢集まっている現場は、今もなお克服することができないほど苦手な仕事のようだ。いざステージに立てば完ぺきに役割をこなすが、ひとたび控え室に戻れば弱気な本音を打ち明けるジンの素直さに、ファンはあらためて彼のプロフェッショナルを感じたようだ。