ASTRO チャ・ウヌの本性が、共に仕事をした放送局のプロデューサーによって明かされた。
8月10日、「SEOUL FESTA 2022」の開幕公演である「K-POP SUPER LIVE」が開催された。チャ・ウヌは、gugudan出身 キム・セジョンと共にこの公演のMCを務めた。
▼チャ・ウヌ
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そんなライブのプロデューサーを務めたKBS芸能プロデューサーのピョンPDが、このライブの舞台裏で見せたウヌの真の姿を、韓国のブログサービス「Brunch」を通して明かした。
ピョンPDによると、この「K-POP SUPER LIVE」は、彼女が部署移動をして初めての仕事だったという。転校初日のような緊張感に包まれていたというピョンPDはこの日、MC担当を任された。チャ・ウヌとは、以前別番組の仕事の際に「見たことがある」程度で、全く親しくもなく、仕事初日に見知らぬ人と大きな仕事をすることに不安を感じていたそうだ。ただ、チャ・ウヌのMC進行力が高いということは知っていたため、業務的な不安感はなかったという。
会場入りしたウヌは、緊張感と不安でいっぱいのピョンPDに、なんと自分から「プロデューサーさん、こんにちは」とあいさつをしたという。ピョンPDはブログに、「最近スケジュールが殺人的だと聞いていたのに、とても明るくあいさつをしてきた。それだけでもすごいと思った。誰もが、体が疲れ切っている時は親切はおろかあいさつを進んですることすら贅沢に近いほどだから。これはその人の人となりや器の大きさには無関係で、仕方のないことだ」と書き記し、ウヌを称賛した。しかし、ウヌの聖人のような素晴らしいふるまいは、ここからが始まりだったのだ。
台本の読みあげ確認を行っていた際にも、ウヌの誠実な人柄は現れた。この日、天候の問題で、本来予定されていた生放送から録画放送に切り替わったことをウヌに伝えると、ウヌは「えぇ、本当ですか? お母さんが絶対見ると言っていたのに… また教えてあげなきゃ」と、残念がったという。
この姿を見たピョンPDはまたしても驚き。「こういった類のK-POP行事は100回以上は参加したはずなのに。十分に飽きているはずなのに何だかときめきを感じているようだ」と、いつも新鮮な気持ちで仕事に挑むウヌにまたしても感心したことを明かした。
また、ウヌは録画中、雨が降る中でも不満そうな様子は一切見せず、「今のコメントトーンで大丈夫そうですか?」と、自身が上手く進行できているかしっかりと確認し、全力で集中してMCを務めたという。
カメラの回っていない舞台裏でも、カメラの前の姿と一切変わらぬ真剣さを見せるウヌの様子を目の当たりにしたピョンPDは、「私の知らないところでカメラが回っているんじゃないか」と思うほどだったという。
▼MCを務めるウヌ
220810 서울페스타
차은우님 김세정님보는 내내 입을 못다물었어요…😭❤️🔥 pic.twitter.com/wqAY4ukneU
— 까코🏎 (@kkako66_25) August 11, 2022
そして録画も後半に差し掛かると、雨が大降りに。雨に濡れてウヌのヘアメイクが崩れてしまうことを心配したピョンPDが、「とりあえず傘を差して、私がキューサインを出したら傘を地面に投げるのはどうか」と提案すると、ウヌは何もそこまでやらなくても、といった様子で「大丈夫ですよ~! ただやってみます」と言い、雨に打たれながらも笑顔を浮かべ、コメントを1文字も間違えず最後まで進行したという。
そして無事公演が終わると、ウヌは最初と変わらぬ様子で「プロデューサーさん、本当にお疲れ様でした」と笑顔であいさつをし、スタスタと消えていったという。
仕事に飽き飽きしたり、調子に乗ってしまってもおかしくない大スターの立場にもかかわらず、最後まで礼儀正しく真摯に、そして完ぺきに仕事をこなしたウヌを見たPDは、この日のことをこう振り返った。
「休む暇もないほど忙しいチャ・ウヌも、こんなに一生懸命礼儀正しく、ときめきを胸に生きているのに、自分は何だっていうんだ。私もこれからでも現実を受け入れて、私ができる最善の肯定を取り出して生きていかなければ」
共に働く人の心まで入れ替えてしまうチャ・ウヌの聖人ぶりに、韓国のネットユーザーたちは感激。「いったいどこまで完ぺきなんだ」と、驚きと称賛の声を上げている。