BLACKPINKの新曲に、見覚えのある振付が登場していることが明らかに。グループの個性が詰まったパフォーマンスにファンは沸き立っている。
BLACKPINKは8月19日、約2年ぶりとなる新譜「Pink Venom」を公開。この楽曲は、9月16日にリリースされる新アルバム「BORN PINK」の先行配信曲だ。カムバックの序章に過ぎない1曲だが、その反響は凄まじく、韓国アーティストとして初めてSpotifyグローバルチャートで3日連続1位を記録、MVがK-POPガールズグループ最短で1億ビューを突破する等、圧倒的な記録を打ち立てている。
BLACKPINK – ‘Pink Venom’ M/V
25日にはダンスプラクティスビデオも公開され、MVでは見られなかった楽曲全体の振付が明らかになった。そんな「Pink Vernom」の振付を見たファンは、ある複数のシーンに既視感を覚えていた。なんと、この楽曲のダンスには、メンバーたちのソロ曲の振付が所々にちりばめられているようなのだ。
BLACKPINK – ‘Pink Venom’ DANCE PRACTICE VIDEO
1番のリサのパート(0:30~)では、リサのソロ曲「MONEY」の振付が、2番のロゼのパート(1:55~)ではロゼのソロ曲「On The Ground」の振付が、そして楽曲ラストのダンスパート(2:49~)ではジェニーのソロ曲「SOLO」の振付のようなものが見受けられる。
ファン制作の比較動画はこちら
they included parts of their solo’s in the pink venom choreography 🧐 pic.twitter.com/BJSGvbDhhi
— ︎ines (@lovesicckgirls) August 24, 2022
「Pink Venom」発表記念の記者会見でジェニーは、この曲について「BLACKPINKのアイデンティティを盛り込んでみたかった。私達を連想させる感じを表現したかった」と語り、振付はダンサーとメンバーで熟考したものだと明かしている。メンバーたちは、ソロ曲の振付を入れることで、彼女たちのアイデンティティを歌詞やコンセプトのみならずダンスにも組み込んだのだろう。
彼女たちのBLACKPINKとしての自負心が垣間見える、細部までこだわり抜いた完成度の高いパフォーマンスにファンは感嘆の声を上げている。また、グループで唯一ソロデビューをしていないメンバー・ジスのソロ曲のヒントもこの「Pink Venom」に隠されているのではないかというファンの推測も飛び交っている。