【INI 徹底レポート】一度ハマったらトリコになること間違いナシ! INI、ついに迎えた「M」PREMIUM SHOW CASEで圧巻の実力を証明! パフォーマンスもトークもチームワークも抜群すぎる彼らの飾らない魅力から目が離せない

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グローバルボーイズグループ INI(アイエヌアイ)が、8月13日、3RD SINGLE「M」のリリースを記念し、「M」PREMIUM SHOW CASEを開催。メンバーたちが見せた圧巻のステージや飾らない魅力あふれるワンシーンの数々を、あますことなくレポートしたい。

8月24日に発売される3RD SINGLE「M」。CDの発売前でありながら、多忙なスケジュールの中でもファンと交流する時間を持つため、「M」PREMIUM SHOW CASEを開催したINI。この日を心待ちにしていたMINI(INIファンの名称)たちが見守る中、会場は青い光に包まれ、ついにメンバーたちがステージに登場。11人の姿は、そのシルエットだけでも「これからトンデモないパフォーマンスを見せてくれるんだろうな…」と期待させてくれる。

©LAPONE ENTERTAINMENT

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▼タイトル曲「Password」

カリスマあふれる登場とともに始まったのは、ニューシングルのタイトル曲「Password」だ。まず驚いたのは、大胆なイメチェンによってガラリと雰囲気を変えた池﨑理人の美しさだ。まるでマンガの中から飛び出してきたかのような彼のビジュアルと今までにないそのヘアスタイルは、ファンの心を一瞬でわしづかみにしたはずだ。天性のリズム感を持ち、聴く人が心地よささえ感じる彼の低音ボイスも、ファンが一気に曲に引き込まれるアクセントになっている。

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自分の魅力を完ぺきに理解し、舞台での魅せ方がどんどん洗練されている松田迅からも目が離せない。体の使い方にセンスがあり、遠くからでも彼だとわかる唯一無二のダンスを披露する松田。ポイントを押さえた緩急のつけ方はもちろん、松田はわずかな瞬間で見せる表情管理までずば抜けている。曲の世界観に一瞬で入り込む力はもはや天才的だ。

そしてサビで圧倒的な存在感を発揮するのが、今回のカムバックで“脱黒髪”を果たし、目を引く金髪スタイルへとイメチェンした西洸人だ。彼のどっしりと安定したダンスは、やはりいつ見ても信頼できる。筋肉の使い方や観客からの見え方を熟知しているであろう彼の動きからは、これまで培った経験値と妥協のない努力が感じられる。ダンスブレイクでのドアを叩く振り付けなど、パフォーマンス面で一気にステージを掌握する実力は、さすがとしか言いようがない。

また、普段のふわふわとした話し方からは想像もつかないほど激しいダンスを披露する後藤威尊も、今回のステージでずば抜けたカリスマを見せた。カメラに抜かれた瞬間、セクシーな表情変化とともにウインクを披露した後藤。そんな後藤の姿からは余裕さえ感じられ、この先待ち受けるどんな大舞台をも、その情熱と精神力で堂々と乗り越える彼の姿が想像できる。

「自分も他人も知らない未知なる自分を探していく」というコンセプトを持つこの曲。そんな楽曲の世界観にまさにぴったり似合っているのが、グループのミステリアス担当である許豊凡だ。生まれ持った品の良さやその高貴な佇まいでファンを魅了しながらも、ステージではそんな姿からは想像もできないほどワイルドなパフォーマンスを披露する許。一度ハマったら抜け出せないギャップの持ち主である許は、ミステリアスな楽曲の世界観をみごとに消化している。

ステージに立つたび、そのずば抜けたボーカルでパフォーマンスを輝かせる尾崎匠海も、その圧倒的な実力をあますことなく披露した。ただ歌うのではなく、歌詞の意味や歌の持つ力をだれよりも理解し、心から言葉をつむぐ尾崎。そんな彼が歌うからこそ、たくさんの思いが込められたメッセージがすっと心に入ってくる。押しつけがましくなく、流れるように脳内に入ってくる尾崎の歌声は、INIをまだよく知らない人にとって、彼らに興味を持つ大きなキッカケとなる魅力だろう。

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昨年11月3日にデビューするやいなや、華々しい功績を次々と残し、尋常じゃないスピードで躍進を続けているINI。彼らはダンスにもボーカルにもそれぞれの個性がありながら、11人そろえばみごとにバランスのとれたパフォーマンスを披露する。さらにパワーアップした姿でカムバックするその様子に、これから始まるショーケースへの期待がますます高まる。

▼メンバーたちによる「M」の魅力解説

息を整えながら自己紹介に移り、ファンとの再会を喜んだメンバーたち。田島将吾は現在Netflixで配信中のドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」にハマっていることを明かすと、主人公のウ・ヨンウと親友のトン・グラミが交わしているあいさつに影響を受け、木村柾哉とともにオリジナルのあいさつを作ったことを告白。本番前にやって気合いを入れたと話し、仲の良さが伝わるその裏話で場をなごませた。

そしてメンバーたちは、さっそく3RD SINGLE「M」の魅力をたっぷり語り合うことに。「STRIDE」が推し曲だと明かした松田と後藤は、それぞれ曲への印象を「踊っていて、過去一笑顔になれた」「過去一好きって言っても過言ではないくらい好きな曲」と告白。それほどまで2人をトリコにした「STRIDE」は、いったいどんな曲なのだろうか。もうすぐパフォーマンスビデオが公開されるということで、ますます期待が高まる。

▼みんなで謎解きクイズに挑戦

木村から西へとMCが変わり、話題は3RD SINGLE「M」の特設サイトに公開された謎解きクイズ「#INIヲ解読セヨ」へ。ここでメンバーたちは、プレミアムショーケースバージョンの新たなミステリーに挑戦することに。隠されたキーアイテムをゲットするため、4つの問題に挑むこととなった。

高難易度の問題を出題されたメンバーたちは、わかった人からMCの西に耳打ちして回答。真剣に問題と向き合うメンバーたちの中、田島は西の耳元に顔を寄せるやいなや、マイクをつけたまま「洸人今日もイケメンだぞ」と言い放ち、思いがけないボケで西を照れさせた。

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続く2問目では、フラフープを使ったクイズに挑戦。フラフープを10秒間回すごとにヒントがもらえるというシステムのため、フラフープに並外れた自信がある尾崎、松田、佐野雄大が代表して登場。3人は期待をはるかに超える安定したフラフープさばきを見せ、メンバーたちにすべてのヒントを提供した。松田はフラフープを回し始める直前まで会場のMINIとアイコンタクト&ファンサービスする姿を見せ、フラフープに対する余裕だけでなく、ファンへの愛情までのぞかせた。

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3問目でメンバーたちは、ジェスチャーゲームに挑戦。「はさみ」という比較的簡単そうなお題から苦戦してしまったメンバーたちは、その後も一丸となって答えを連想した。出題者である髙塚大夢に「髙塚大夢」というまさかのお題が突きつけられた際には、髙塚が自身のパートを再現するやいなや、すぐさま「大夢!」の声が。難しいかと思いきや、普段からお互いのことをよく知っているメンバーたちにとって、このお題はなによりもわかりやすい問題だったようだ。また、許が「カッター」というお題であまりにも大きすぎるアクションを見せた際には、会場のファンも思わず爆笑。田島が「カッター」とスムーズに正解したこともあいまって、メンバーたちを戸惑わせる予想外の展開となった。

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迎えた最後の4問目では、2人1組になって風船を割り、中に入った紙を集めるというミッションを突きつけられたメンバーたち。MCの西をのぞく10人は、それぞれ木村と田島、許と池﨑、後藤と髙塚、松田と藤牧京介、尾崎と佐野でペアを作った。西の「台本にはハグして風船を割ってくださいって書いてあります」というアナウンス通り、ぎゅっと抱き合いながら風船割りに奮闘したメンバーたち。叫びながら盛り上がるその様子は、一瞬何が起きているのかわからないほどダイナミックだ。そして最後の1つを、MCの西が木村と一緒に割ることに。風船を割るためといえ、予想だにしなかった2人の熱いハグ(相撲?)にはメンバーたちもくぎづけになってしまった。

▼サプライズで藤牧の誕生日を祝福

結果、メンバーたちは4つの問題にみごと全問正解。ゲットした4つのキーアイテムは「スケボー」「巻物」「京都」「富士山」だ。すると松田は、そんな4つのキーアイテムを解読するよう出題された瞬間、すかさず「藤牧京介!」と回答。それぞれの頭文字を組み合わせると「ふじ まき きょう すけ」になることをすぐさま見破った。

そして次の瞬間スクリーンに映し出されたのは、なんと「Happy Birthday!KYOSUKE」のメッセージだ。10日に誕生日を迎え、23歳になった藤牧。そんな藤牧をサプライズで祝うため、会場には豪華なケーキまで登場した。藤牧はそんな予想外の展開に驚き、「うれしい。本当に幸せ」「もっともっと愛される存在になりたい」と思いを伝えた。メンバーたちはケーキを囲むと全員で集合写真を撮影。頬に人差し指を当てる「京ちゃんポーズ」をみんなで披露し、その愛らしさでファンを悶絶させた。たくさんのファンを前に直接誕生日をお祝いしてもらったことは、藤牧にとってかけがえのない思い出になったことだろう。

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▼「Yummy!!」初パフォーマンス

最後にメンバーたちが披露したのは、「S&Bまぜるだけのスパゲッティソース×INI」のCMソングとして配信された楽曲「Yummy!!」だ。5月18日にデジタル配信されたこの曲が初パフォーマンスされるという知らせに、ファンはびっくり。メンバーたちは最後まで、ファンを予測不可能なサプライズで楽しませた。

軽快なメロディーが流れた途端、まず目を引かれるのは、なんといっても藤牧の輝くような笑顔だ。ファンから誕生日を祝福され、幸せいっぱいの彼は、どんな楽曲でも存在感を示すそのボーカルを惜しみなく披露。透き通るような繊細さと突き抜ける力強さを兼ね備えた彼の声は、聴けば聴くほどその魅力を実感する。それはまさに、彼が日々絶えることなくその実力を進化させているからであろう。

そして、藤牧と同じくボーカルに天賦の才能を持っている髙塚の実力にも触れずにはいられない。「Password」のステージでもそうだが、彼はいつどんな状況でも、高難易度の高音パートを常に安定した実力でこなしてしまう。圧巻のフェイクまで披露し、ステージに立つたび「上手い」のレベルを更新し続ける彼のボーカルは、どの楽曲においてもその魅力をさらに引き立てる重要な存在だ。

普段はその卓越したパフォーマンスセンスが注目を集める木村は、そんなクールで近寄りがたいほどのオーラから一転、「Yummy!!」のステージでは、透き通るように甘い歌声とどこかあどけなさの残る笑顔でステージを飾った。さらに木村は、ちょうど自分のパートを歌っている田島の目の前を通ろうとした瞬間、すかさずかがんで邪魔にならないよう移動。田島に自分の体がかぶらないよう瞬時に判断して配慮する姿からは、木村の隠しきれない人柄の良さと謙虚さが伝わってくる。

田島もまた、ダンスで見せるキレキレの姿とは打って変わり、普段通りのおっとりとした魅力を感じさせた。低くも甘い彼のボーカルは、どこにいても聴く人の耳を集中させる。そんな田島は、許のボーカルに合わせ、みごとなハモリまで披露。控えめでありながら、心にはステージへの熱い思いを秘めている彼のスキルには、いつも驚かされる。

そして、この「Yummy‼」の世界観をみごとに消化していると感じたのが、どんなときも笑顔でステージを楽しむ姿が印象的な佐野だ。メンバーたちが歌っているときにも、目がなくなるほどの笑顔を浮かべ、ノリノリでリズムを取っていた佐野。そんな佐野の存在は、ただそこにいるだけでも、見る人がつられて笑顔になってしまう魅力であふれている。デビュー以来、毎日ハードな練習や多忙なスケジュールに追われているであろうにもかかわらず、ここまで変わらずやわらかく穏やかな雰囲気を醸し出せるというのは、まさに彼の持って生まれた高い人間性があるからこそだろう。

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最後までステージを楽しみ、ファンへの感謝をあらためて伝えたINI。彼らは8月19日から21日の3日間にかけて、アメリカ・ロサンゼルスで開催される「KCON 2022 LA」に出演することが決まっており、さらには待望の初アリーナツアーも決定している。「また会おうね!」と手を振りながらステージを後にした彼らは、新たな挑戦の舞台でいったいどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。今から楽しみだ。

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