音域の広さが直接、実力のある歌手と結びつくわけではないが、優れたボーカリストが歌い上げる高音パートはとても魅力的だ。力強いバラードがより感情的に聴こえたり、ポップが楽曲はより華やかに感じたり、K-POPには特徴的な高音パートが含まれている楽曲が多い。
そこでK-POPメディア Soompiが、絶対に聴いてほしいすばらしい高音が魅力のK-POPソングを11曲紹介している。
NCT 127「Simon Says」
NCTには、多くの才能あふれるボーカリストが所属。彼らの実力を活かした楽曲はまさに傑作だ。その中でも「Simon Says」は、特に印象の残るブリッジを持つ曲の1つ。最年長メンバー テイルの高音パートは信じられないほどのすばらしさだ。
TWICE「I CAN’T STOP ME」
TWICEの実力派ボーカリストとして知られるジヒョとナヨン。この2人が「I CAN’T STOP ME」で披露するアドリブは、TWICEの楽曲史上最高レベル。楽曲を新たな次元へと格上げしている。
TXT(TOMORROW X TOGETHER)「MOA Diary」
TXTのファンソングとして知られる「MOA Diary」は、彼らがこれまでにリリースした楽曲の中でも、もっと難しいリフで構成されている。高いキーをみごとに歌いこなしているテヒョンには脱帽だ。
aespa「Savage」
aespaの「Savage」は、彼女たちの高い実力が最大限に発揮された楽曲。スムーズなラップやパワフルなボーカルが特徴で、ブリッジでニンニンが披露する超高音のアドリブは他の誰にもマネできないだろう。
SEVENTEEN「Pretty U」
美しいアカペラから始まるSEVENTEENの「Pretty U」。同曲のライブステージでは、録音された音源よりもの方がはるかにキレイで、伸びやかなスングァンの歌声が堪能できる。
NMIXX「O.O」
デビュー曲から強烈な印象を残したNMIXXの「O.O」。プロ歌手のような歌唱力を持つメンバーが揃うNMIXXの中でも、最年長のメンバー リリーが奏でるジャズのようななめらかな歌声は圧巻だ。
ATEEZ「Black Cat Nero」
こちらは、韓国の男性グループ Turboのカバーではあるが、ATEEZは独自の解釈で彼らだけのカラーを多彩に表現。特にどこまでもあがり続けるグループの最年少 ジョンホの高音は視聴者を圧倒した。
IU「Good Day」
「Good Day」は、IUが上記のパフォーマンスを披露する約10年前にリリースした楽曲。しかし、IUは当時と変わらない安定した高音を披露。K-POP界のレジェンドと呼ばれるだけの高い実力を発揮している。
Stray Kids「Neverending Story」
SF9のロウンが出演するドラマ「偶然見つけたハル」のOSTとしてリリースされたStray Kidsの「Neverending Story」は、美しいボーカルが特徴の楽曲。どのメンバーの歌声もすばらしいが、ハンが歌う高音パートは、信じられないほどなめらかで安定している。彼はラップ担当であるから、さらに驚きだ。
Red Velvet「Happiness」
Red Velvetのデビュー曲「Happiness」では、唯一無二の歌声を持つウェンディがアイコニックな高音パートを披露。類まれにみる高い歌唱力を見せつけた楽曲だ。
BTS(防弾少年団)「Magic Shop」
BTSの「Magic Shop」は、ファンの間でも人気の高い楽曲。歌詞に込められた意味にも多くのファンが魅了されているが、この曲は、BTSには高い歌唱力を持つメンバーが揃っていることが改めてわかると高く評価されている。特にコーラス部分の高音はとても美しく、ライブパフォーマンスは思わずうっとりとしてしまう。