「&AUDITION – The Howling -」まさかここまでコンセプトを消化してくるなんて! スキルはもちろん、ぐっと強くなった練習生たちの個性にもくぎづけ… さらにあのSEVENTEENがとつじょサプライズ登場! その理由とは?

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日本を皮切りにグローバルを舞台に活躍するアーティストを生み出すオーディション番組『&AUDITION – The Howling -』の第3話が、7月23日、Huluにて配信された。前回に引き続き行われたコンセプトミッションの様子、そして超豪華なゲストの登場など、盛りだくさんなその内容に注目したい。

すでにデビューが決定しているK、NICHOLAS、EJ、TAKIと、デビューを目指す練習生FUMA、HAYATE、JUNWON、YUMA、GAKU、JO、HIKARU、HARUA、MAKI、MINHYUNG、YEJUNの11人。前回の放送で練習生たちは、4つのチームに分かれて行う「コンセプトミッション」に挑戦。EJ、YEJUN、HARUA、FUMAの4人で構成されたEJチームが、TOMORROW X TOGETHERの「5時53分の空で見つけた君と僕」をパフォーマンスした。

▼NICHOLASチームによる「HERO」

EJチームの次にステージを披露したのは、NICHOLAS、HAYATE、GAKUの3人で構成されたNICHOLASチーム。NICHOLASチームのミッション曲は、パワフルでダイナミックなパフォーマンスが印象的なMONSTA Xの「HERO」だ。

クールでありながらどこかヤンチャさを感じさせる黒の衣装で登場したNICHOLAS、HAYATE、GAKUの3人。迎えた中間チェックでは、パワフルでエネルギッシュなパフォーマンスを披露したものの、プロデューサーである井上さくらに音楽を止められてしまった。井上さくらは3人のダンスについて「最初から合ってない!」と指摘。最初のステップから、3人ともひじの高さからバラバラであることがわかり、この評価に3人は「いちばん大きい感情は悔しい(という感情)」「せっかく練習したのに…って焦った」と本音をあらわにした。

さらにNICHOLASチームは、続くボーカルの中間チェックでも、厳しい評価を下されてしまった。滑り出しは安定したNICHOLASだったが、2番では急に音程が下がったり、高音パートで思うように声が出なかったりと、のどの調子が悪い様子。そんなNICHOLASに続き、GAKUもミスをしてしまった。Soma Gendaは「練習の途中だからしょうがないんだけど」と前置きしながらも、「全員ピッチが良くない」「NICHOLASは音楽をストップしちゃダメ」とフィードバックした。さらに今回の中間チェックでは、Soma Gendaだけでなく、以前ボーカルのトレーニングをしてくれた先生たちも別室でその様子をモニタリング。彼らは「リズム的にはずいぶん成長したが、音程のところは非常に残念」と評価した。

&AUDITION – The Howling – #3 Highlight Clip1

厳しい評価に自信をなくしてしまいながらも、中間チェックで指摘されたところを中心に猛練習をしたNICHOLASチーム。途中で3人は炙りウナギを食べに行き、エネルギーを補給。それぞれに食べさせあいながら中間チェックでの反省点を話し合い、その絆をさらに深めた。

そしてついに迎えた本番。3人は緊張しながらも、そんな緊張を感じさせないほど余裕あふれるパフォーマンスを披露。「緊張しているけど、自信を持って見せることが重要」と話していたNICHOLASだが、3人のステージからは疑いようのない自信しか感じられない。そんな3人を前に、見ていたPdoggは思わずノリノリに。安定したボーカルも輝き、3人は息もつかせぬパフォーマンスで見る人を圧倒した。

&AUDITION – The Howling – #3 Performance Clip NICHOLAS Team

ステージが終わるやいなや、満面の笑みで拍手を送ったPdogg。彼は「だれがよかった悪かったというまでもなく、歌もダンスも、3人ともすごく上手」と絶賛すると、「唯一残念だったところは、曲の見せどころである腹筋が見れなかったところ」とおちゃめな本音を明かした。Soma GendaはNICHOLASのボーカルが成長したことに言及するとともに、中間チェックのときよりも、NICHOLASのリーダーらしさがアップしたことも評価した。しかし井上さくらは、中間チェックで見えたダンスのレベルの差を埋めるあまり、弱い部分が出てしまったことが惜しいと伝えた。井上さくらは続けて、HAYATEのワンショットカメラを再生すると、自分の歌のパートに集中するあまり、ダンスを最後までやりきらないで捨ててしまっていることも指摘した。一方NICHOLASに対しては、サビの部分でセンターに出てくる際の迫力を初めて感じることができたと評価。その成長を「めっちゃよかった」とほめたたえた。

するとここで、思わぬ展開がプロデューサー陣を戸惑わせた。客席に戻ったGAKUが、とつぜん表情を曇らせたのだ。GAKUは舞台が楽しかったと話しながらも、自分に対するフィードバックがなかったことが悔しかったと告白。「あのスクリーンに映像を映してもらえるようにがんばりたい」と意気込んだ。そんなGAKUに対し、「すごく上手だったから特に見る必要がなかっただけなので、悲しまないで」と伝えたPdogg。するとGAKUは、「上手だった」という言葉に安心したのか、思わず号泣してしまった。そんなGAKUに井上さくらは「泣かなくていいんだよ~」と笑顔に。感情を素直に表す彼を、プロデューサー陣はほほえましく思うような姿を見せた。

▼Kチームによる「Something」

続くKチームは、急きょメンバーのJUNWONが体調不良になってしまったことにより、K、JO、MINHYUNGの3人でパフォーマンスをすることに。Kチームのミッション曲は、レジェンドとして知られる東方神起の「Something」だ。

JUNWONは中間チェックでかなりの高評価を得ていただけあり、そんな彼が不参加になってしまったことはプロデューサー陣にとっても惜しいことだったよう。中間チェックでは、MINHYUNGがダンスのわざとらしさを、JOが団体パートでの表情のなさを指摘された。

厳しい評価を受けた後、市場にて食べ歩きをしたK、JO、MINHYUNG。Kが大好きだというトッポッキを食べたり、ロールアイスに舌鼓を打ったりと、3人はみごとな食べっぷりでお腹を満たした。特にJOは辛さに苦戦しながらも、「最高」とグルメツアーを満喫。抜群のスタイルからは想像もつかないほどあどけない姿を見せ、メンバーたちをほっこりさせた。

&AUDITION – The Howling – #3 Highlight Clip2

急きょJUNWONが体調を崩してしまったことにより、本番2日前に3人になってしまったKチーム。予期せぬピンチに襲われながらも、3人はボーカルパートを構成し直したりダンスパートをあらためて覚えたりと奮闘。「期待と心配が半々」と話すPdoggに対し、JOは「うまくできれば伝説の舞台が作れる」と力強く返した。

いよいよ始まった本番ステージ。まず目を引くのは、やはりKのずば抜けたスキルだ。唯一無二といえるKのダンスとその表現力に目がくぎづけになると、続くJOは並外れたスタイルと大人びた魅力を発揮。MINHYUNGも愛らしい外見とは裏腹なクールなパフォーマンスを見せ、最後まで飽きさせない舞台を完成させた。

&AUDITION – The Howling – #3 Performance Clip K Team

無事に終わったKチームのステージ。しかしメンバーたちのがんばりとは裏腹に、プロデューサー陣の表情はあまり浮かない。井上さくらはJOの表情が今までよりよくなったことをほめる一方、MINHYUNGの表情のレパートリーが少ないことを指摘。Pdoggはチームとして見ると動きがそろっていなかったと話し、「ひとつのチームとしては少し残念」と意見した。Soma Gendaは「いちばん感じるのは、Kだけめっちゃがんばってる」と言いきり、スキルの差を指摘。さらに井上さくらはJOのワンショットカメラを見ると、JOが舞台袖でぼーっとしている姿が丸見えであることにも言及。「一歩下がれば見えなかったのに」と、動きを改善するよう求めた。PdoggはKについて「コンセプトを理解してる」としながらも、「他の2人も入り込めるようにリーダーとして引っ張るべきだった」とフィードバックした。思いがけず厳しいプロデューサー陣の評価には、他の練習生たちも重い空気になってしまった。

▼TAKIチームによる「さよならひとり」

最後にステージに立ったのは、TAKI、YUMA、MAKI、HIKARUから成るTAKIチーム。ミッション曲は、TAEMINの「さよならひとり」だ。

舞踊であるため、本番では裸足でパフォーマンスするが、中間チェックでは靴を履いて踊ったTAKIチーム。4人の息遣いからも、その難易度が伝わってくる。井上さくらは「アクセントもよくそろえてきたし、すごいよくなった」と評価。「フィーリングを合わせるのが課題」とフィードバックしながらも、4人の成長ぶりにうれしそうな姿を見せた。

一方ボーカルでは、また違った評価が4人に下された。ダンスの難易度に加え、全員に高音パートがあるというこのミッション曲。Soma Gendaは、「こう歌ってはいるものの、自分はどういう気持ちで歌っているんだろうってよくわかってない部分が多い気がする」と話し、別室で見ていたボーカルトレーナーは「曲を通して感情を表現するための集中力が見られず、本人の歌唱力に自信を持って表現すればよかった」とフィードバック。ジャンルが舞踊であることもあいまってか、4人は「感情表現」について指摘されてしまった。

そんな課題を解決するために、4人はセルフ写真館へ。コンセプトに合わせた表情やポーズを作りながら自分たち自身でシャッターを切り、感情を全身で表現するスキルを学んだ。

&AUDITION – The Howling – #3 Highlight Clip3

迎えた本番では、一気に引き込まれる幻想的なステージを繰り広げたTAKIチーム。消えてしまいそうなほど儚い雰囲気をまといながらも、徐々に力強くなっていく4人の歌声とパフォーマンス。衣装はシンプルであるものの、そんな飾らなさが余計4人の非現実的なオーラを引き立てている。他のチームとジャンルの違うダンスだけでなく、難しい高音パートまでも完ぺきにこなした4人。あっというまのパフォーマンスは、見る人を圧倒するのに十分だ。

&AUDITION – The Howling – #3 Performance Clip TAKI Team

息もまともにできない中、ステージの中央に集まったTAKIチーム。井上さくらは「この曲は私も欲が出て、歌う部分にも振りをMAXで入れた」と前置きしながら、「よくがんばって消化した」「舞踊の経験はほぼなかったのにここまでできた」と評価。Soma Gendaはこの曲が「ダンスも歌もいちばんハード」だと明かすと、中間チェックよりも歌のまとまりがよくなったと伝え、PdoggはMAKIの声の良さや感情表現のスキルを絶賛した。Soma Gendaは、YUMAのワンショットカメラを再生すると、「感情をガッと出さなきゃいけないときのディテールが上手い。引き付ける力が出てた。そういう自分の強みを確認できたから、自信をもって伸ばして」とフィードバック。その一方、YUMAとMAKIのリードが強いことで、TAKIのリーダー感が薄かったことを指摘。「表に出る度胸をつけていく必要がある」と伝えた。

▼「&BALL」の確認

1人ずつ自分のロッカーを開け、今回のテストによって得た「&BALL」を確認した練習生たち。ロッカーを開けるやいなや飛び跳ねたりガッツポーズをしたりと、予想以上にもらえた「&BALL」に練習生たちは大喜び。「&RING」は前回よりも埋まっていき、彼らにとってさらにモチベーションになったようだ。

▼超豪華ゲストの登場

「&BALL」を確認した後、モニターの前に集められた練習生たち。不思議がる彼らの前に映し出されたのは、なんとHYBE所属の大人気グループ SEVENTEENからのビデオレターだ。予想だにしなかったトップスターの登場に、練習生たちは騒然となってしまった。

SEVENTEENはビデオレターの中で、3ラウンドミッションを通達。3ラウンドミッションは、SEVENTEENの曲で行う「SEVENTEEN レジェンダリーミッション」だ。ファンに特に愛された3曲で3つのチームに分かれ、ステージを披露するこのミッション。今回のキーポイントはクリエイティブで、なんと練習生たちはそれぞれの曲で振付の創作をすることに。曲の意味をしっかり理解するとともに、自分たちだけの色で彩ることが求められ、かなり難易度の高いミッションであることがうかがえる。

&AUDITION – The Howling – #3 Highlight Clip4

3ラウンドミッションでは、 FUMA、JUNWON、MINHYUNG、NICHOLAS、YEJUNが「CALL CALL CALL!」を、EJ、GAKU、HARUA、JO、MAKIは「HOME;RUNを、HAYATE、HIKARU、K、TAKI、YUMAは「Oh My!」をパフォーマンスすることになった。

大好きなSEVENTEENの曲でパフォーマンスできることに喜びながらも、創作という未知なるジャンルに対する不安を打ち明けた練習生たち。次回、彼らはどんなオリジナリティを見せてくれるのだろうか。

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