BTS(防弾少年団)、初の全米シングル1位を目指すも英語の曲を歌わない理由とは?

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BTS(防弾少年団)

アジアはもちろんのこと、今や全世界で大人気のボーイズグループBTS(防弾少年団)。最近ではグラミー賞授賞式などにも出席、全米の人気番組でパフォーマンスを披露するなど、さらに国際的に活躍の場を広げている。

昨年には2作連続でビルボードアルバムチャートで1位を獲得。そして今年4月12日にリリースされる新作では、BTSにとって初の全米シングルナンバーワンの期待もかかる中、彼らは全編英語の歌詞の曲を歌う予定はないという。

たしかに、BTSの音楽はタイトルこそ英語のものが多く、歌詞の中には英語の単語やフレーズが使用されているものの、基本的には韓国語で歌われている。

彼らはなぜ韓国語で歌うことにこだわるのだろうか?

3月28日、BTS(防弾少年団)は、アメリカの映画やテレビ、音楽などの大衆文化などの情報を発行する雑誌「エンターテインメント・ウィークリー」に登場し、インタビューに応えた。

そのなかで、彼らは、世界的人気を博しているのにも拘わらず、英語の曲を歌わない理由について、リーダーのRMが次のように答えた。

「僕たちは、1位をとるために自分たちのアイデンティティーや信念を変えたくないんです。もし僕たちがいきなり全部英語の曲を歌い出して、ほかのことも全部変えてしまったら、それはBTSじゃなくなってしまいます。僕たちは全力で挑戦します。でももしその結果、1位や5位がとれなくても、それはそれでいいんです」(RM)

シュガもRMに続いて、BTSのメインの目標は、様々なものをブレンドして、いい音楽やいいパフォーマンスを創り出すことだと付け加えた。

そしてインタビューは、昨今、英語でない音楽がチャートをにぎわしている話題に移っていく。例えば、2017年に大ヒットしたルイス・フォンシの「デスパシート」はスペイン語の曲だ。

RMは、韓国語の曲にとっては難しい点もあるという。

「ラテンポップは、アメリカで独自のグラミー賞を持っています。そういう意味でかなり状況は違います。比較したくはないですが、アジアのグループにとってよりハードルは高いと思います」(RM)

またRMは、2017年にリリースされたルイス・フォンシの大ヒットシングル「デスパシート」を始めとする、英語以外で歌われている楽曲の人気が上昇しているが、未だに韓国語の曲にとっては難しいこともあると語った。

しかし、BTSは今までもいろんな困難に直面してきたが、すべて乗り越えてきた。現在、直面している問題も彼らならきっと乗り越えることができるだろう。4月12日にリリースされる新アルバム「Map of the Soul: Persona」が世界でどんな旋風を巻き起こすか、注目だ。

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