BTSの生みの親として知られる、HYBE(旧 Big Hit Entertainment)の創業者パン・シヒョクが、LE SSERAFIMのデビューに先立って宮脇咲良とキム・チェウォンに多くの助言をしていたことが明らかになった。
パン・シヒョクと宮脇咲良、キム・チェウォンの縁が最初に公開されたのは、今年3月14日にパン・シヒョクのインスタグラムにアップされたこの投稿だった。
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宮脇咲良とキム・チェウォンがHYBEの子会社であるSOURCE MUSICと独占契約を結んだことをお知らせします。2人のアーティストは会社との相互信頼感に基づいて独占契約を結び、HYBEとSOURCE MUSICは協力して最初のガールグループを立ち上げます。
という文章が写真と共にアップされ、2人がHYBEファミリーの一員になったことをファンに知らせた。
LE SSERAFIMは、SOURCE MUSICがHYBEの傘下になって初めてのガールズグループとして、IZ*ONE出身メンバー2人やオーディション番組「PRODUCE 48」出演メンバー等、超実力派メンバーを集め会社の総力を挙げて企画された。そんなLE SSERAFIMのデビューアルバム「FEARLESS」制作には、パン・シヒョクが参加したという。アルバムの準備にあたって、再デビューを果たす2人にパン・シヒョクがかけた言葉が、LE SSERAFIMのインタビューで語られた。
インタビュー記事はこちらから
2022 K-Pop Midyear Report: Meet LE SSERAFIM, The Rookie Topping The Albums & Singles Charts https://t.co/oSjxTRVMtX pic.twitter.com/l9FiOJMrve
— Forbes (@Forbes) July 4, 2022
アメリカの経済紙 Forbesのインタビューでチェウォンは、「パンさんは、私たちがもっと正直に行動し、自分の考えを表現するように励ましてくれました。彼は私たちに多くのフィードバックを与え、私たちの新しい一面を発見するために協力してくれました。これらはすべて、このアルバムが私たちの本当の姿を現していることを示すのに役立ちました。」と、パン・シヒョクのアドバイスがグループにとてもよい影響を与えたと明かした。
咲良は、「パンさんから『FEARLESS』は私たちの話だと言われました。メンバーがいなければ『FEARLESS』は存在しなかったでしょう。デビュー前は、自分たちがうまくやっていけるかどうか不安でしたが、『FEARLESS』に勇気づけられ、さらに頑張ることができました。」と語った。
恐れのない強い人間性を描いた「FEARLESS」は、パン・シヒョクのLE SSERAFIMへの想いが込められていたようだ。このメッセージはLE SSERAFIMメンバーのみならず聞く人にも強く響き、見事大ヒットを収めた。「ヒットメーカー」パン・シヒョクのプロデュースするコンセプトの秀逸さに、感嘆の声が上がっている。