SEVENTEENのホシ(クォン・スニョン)が、アイドルが再契約することの難しさについて語った。彼の正直な本音に注目が集まっている。
7月8日、ホシはYouTubeチャンネル「차린건 쥐뿔도 없지만(用意したものは何もないけど)」にゲストとして出演。番組ホストのイ・ヨンジとともに、お酒を飲みながら様々なエピソードを明かしている。
[ENG SUB] 드렁큰 호랑이🐯 어서오세요 ZOO정뱅이의 나라로🥂 [차린건 쥐뿔도 없지만] EP.03 #이영지 #호시
ホシが再契約について話しているのは動画の14:15ごろからだ。彼はここでSEVENTEENが再契約することになるまでの過程について話している。
多くのK-POPアイドルはデビューから7年間の活動契約を結んでいる。7年経った時点で、メンバーたちは再契約するか決断するのだが、契約するか否かは各メンバーの意思次第であるため、個々人で意見の差が出やすい。全員そろって再契約することはかなり困難と言われており、実際に過去に活躍していたグループたちも複数のメンバーが脱退してしまったり、グループ自体が解散になったりと、契約満了後にバラバラになってしまったケースが多い。
そんな中、昨年2021年にメンバー全員が再契約を締結し、完全体での活動を続けることになったSEVENTEEN。ホシはこの番組で再契約に至るまでの過程で経験した苦労を明かしている。
彼は再契約について「全員が再契約すると信じていた」と、最初からメンバー全員での再契約を見据えていたことを明かしている。しかし一方では、「どれだけ仲が良くても再契約は難しいんだ」と、再契約の話し合いを進めるのは簡単ではなかったことにも触れている。
その理由について聞かれると、ホシは「みんなの価値観がバラバラなんだ」と、メンバーごとの考えにギャップがあることによって話し合いが難航したと話している。「(メンバーが)僕の話を聞いて僕の味方になったとしても、他の子の話を聞いたらその子の味方にもなり得る。状況によって変わっていくんだ。立場によって変わっていく」と、誰と話しているかや、どのような状況で話しているかによって意見が左右されることが多かったのだそうだ。
メンバー同士の意見をすり合わせようと努力したものの、“これが正しい”という絶対的な基準がないため、すり合わせが難しかったようだ。「正解がないんだ。ただ合わせていくんだよ」というホシの言葉からは、13人の意見と価値観を合わせることがいかに大変であったかがうかがえる。
話し合いでストレスがたまらなかったかという質問に対しては、「言葉に出さなかったけどすごくストレスを受けた」と答えたホシ。「話し合いをしながら、笑っていないといけないコンテンツの撮影も多いでしょ?」と、再契約について話し合っている間に、他の仕事も並行して続けなければならないことによるストレスが大きかったことを明らかにしている。
彼はとくに、笑っていなければならないコンテンツの撮影を行うことがかなり辛かったようだ。たしかに、話し合いでストレスを受けている状態のまま、バラエティー番組に出て盛り上げなければならないとなると、感情のコントロールが難しそうだ。
ホシは仕事をこなしながら「これからもやっていけるかな」と考えたときも多かったのだとか。「言葉には出さなかったけど諦めたいと思ったときも多かった」と、再契約に至るまでかなりのストレスと悩みを抱えていたそうだ。
そんな苦しい時期を乗り越えて、再契約というゴールに達したSEVENTEEN。ホシは他のメンバーとの関係について、「本当に僕の人生の友」「家族でもあるけれど、それ以上に“僕が長い間一緒にいられる友だち”という感じが強い」と、人生をともにする仲間たちだと表現している。話し合いを経て、13人はさらに絆が深まったようだ。
再契約までの困難について正直な気持ちを明かしたホシ。彼の実直な言葉にファンは感動しているようだ。
「再契約のとき本当に大変だったんだろうな…ありがとうTTTT」
「何か月もの間、話し合ったって言ってたもんね…辛かっただろうな」
「好きな人たちとの話し合いだからこそ余計にしんどいんだろうな」
「どんなに仲が良くても難しいっている言葉がすごく印象的」
「13人のメンバーが1人もかけることなく再契約できたのは本当に奇跡のようなことなのかもしれない」