BTS(防弾少年団)ジミンが、自分に対してあまりにも無関心な人々を前に、思わずショックを受けてしまった。トップスターであるジミンを襲ったその悲劇の原因とは、一体なんだったのだろうか。
今や世界をまたにかけて活躍するワールドスターとなり、どこへ行っても注目を集めているBTS。出入国の際には、彼らを一目見ようと空港にはたくさんのファンや報道陣が殺到し、BTSのグローバルな人気はもはや言葉では言い表せないほどだ。
しかしそんなBTSのメンバー・ジミンが、日々の熱烈な歓迎ぶりからは想像もつかないほど、あっさりとした塩対応を受けてしまっていたことが明らかになった。
そんなジミンの悲劇が目撃されたのは、7月4日にBTSの公式YouTubeチャンネルにて公開された、第64回グラミー賞授賞式のバックステージ映像だ。メンバー全員がなかなかそろわない中でも練習を進め、一筋縄ではいかない高難易度のパフォーマンスに磨きをかけたBTS。ラスベガスに到着すると、メンバーたちはダンサーと合流して練習を重ねた。
ダンサーを前に、マスクをしていてもわかるほどの満面の笑みで「Hi guys」と手を振ったRM。そんなRMの言葉に続けるように、横にいたジミンは韓国語で「こんにちは」「はじめまして」とあいさつした。
しかし次の瞬間、ジミンは悲しそうに「がんばってあいさつしたのに、だれも気づいてないようです」とぽつり。言語の違いにより、ジミンは自分に対して無反応なダンサーたちの対応にたちまちショックを受けてしまったのだ。ジミンはさらに、近くにいたシュガに「みんなに韓国語であいさつしたから、だれも気づいてないみたいです」と切ない口調で訴えた。
そんなジミンに、「気にしてないんだと思う」とフォローしたシュガ。しかしジミンは、「『会えてうれしいです』と言ったのに、無言で行ってしまった」と続け、ダンサーたちとうまくコミュニケーションを取れなかったことにかなり傷ついた様子を見せた。大舞台を共にするメンバーたちと交流できないことは、たしかに不安を覚える事態だろう。ジミンはしばしうなだれると「それでもありがとうございます」と声を明るくし、気を取り直してみせた。
[EPISODE] BTS (방탄소년단) @ 64th GRAMMY Awards(該当シーンは4分50秒頃~)
ダンサーから思わぬ塩対応を受けてしまったことで、「だれも気づいてない」「無言で行っちゃった」と切なくつぶやいたジミン。切ないジミンの本音を前に、ファンからは「今すぐ抱きしめてあげたい」「だれかあいさつしてあげて!」とジミンを慰めるコメントが相次いでいる。