JO1が「スペースデリバリープロジェクト-RETURN to EARTH-」のアンバサダーに就任。6月22日に都内にて行われた、第二弾キックオフセレモニーに参加した。
今プロジェクトは記念品や研究対象品などを宇宙空間に6か月触れさせたあと、地球に戻すというプロジェクト。JO1はグループのロゴ、ファンであるJAMのロゴ、そして最新アルバム『KIZUNA』のジャケット写真を印刷したプレートを宇宙空間に打ち上げる。
今回、本物の宇宙服に身を包みセレモニーに参加したメンバーたち。なかなか経験できないレアな体験に、大平祥生は「本当にありがたいことに、衣装として着せていただいた」と感謝の気持ちを伝えた。木全翔也は「将来の夢が宇宙飛行士だったため、今日着せてもらえてうれしいです」と、なんと幼い頃の夢が宇宙飛行士であったことを告白。童心をくすぐられたのか、無邪気な笑顔を見せながら興奮した姿を見せた。
「宇宙」と言えば子どもの頃に宇宙飛行士を夢見た人も多いのではないだろうか。MCから子どもの頃の夢について聞かれると、川西拓実は「小学生の頃から野球を続けていたのでプロ野球選手が夢でした」とコメント。MCから「じゃあ今日はあまりテンションが上がらない?」とツッコまれると、「いやいや! すごくフィットしています」と楽しそうな笑顔を見せた。
JO1で「宇宙」と言えば鶴房汐恩だろう。彼はデビュー前から「宇宙人」というニックネームで呼ばれている人物だ。このニックネームの由来について、彼は「オーディション番組のときに宇宙人の着ぐるみを着ました」とコメント。JO1は「PRODUCE 101 JAPAN」というオーディション番組を経て結成されたグループだが、鶴房はこの番組で自己PRをする際に宇宙人の着ぐるみを着ていたのだ。
PRODUCE 101 JAPANㅣ滋賀ㅣ【鶴房 汐恩(Tsurubo Shion)】自分の元々の姿で参加しています!ㅣ@自己紹介_1分PR
鶴房の宇宙人キャラについて、金城碧海は「彼自身が何度も自分のことを宇宙人と言っているので、本当にそうなんじゃないかと思えてきました」と驚きの発言。メンバーをも惑わせるほど、鶴房のキャラ作りは徹底されているようだ。
過去に「JAMは宇宙だ」という言葉を残した川尻蓮。MCからこの発言の真意について聞かれると、「ライブのときに僕たちが見ている景色が重なりました」と、広大な宇宙と同じくらいの輝きを放つJAMに魅了されていたことを明かした。
続けて豆原一成は誕生日にJAMから贈られたスペシャルなプレゼントについて話した。彼が受け取ったプレゼントとは、なんとふたご座の惑星11個だ。
「ふたご座の惑星11個を『豆原一成』の名義でいただきました。11個のカタチがJO1のロゴになっています」と、ファンから贈られた愛あふれるプレゼントについて説明した豆原。なんとも壮大なスケールのプレゼントだが、じつは宇宙規模のプレゼントを受け取ったのは彼だけではないそうだ。
ファンから宇宙規模のプレゼントを受け取った、もう1人のメンバーとは佐藤景瑚。彼は「月の土地をもらいました。なので、宇宙飛行士の方たちは歩くときに僕に言っていただかないと」と、ユーモアあふれる発言で会場を笑わせた。
今回のプロジェクトは最新アルバム『KIZUNA』にちなみ、JO1とJAMの“絆”を意識したプロジェクトとのこと。與那城奨はこのプロジェクトについて、「JO1とJAMの絆を思いながら宇宙空間にロゴを打ち上げるプロジェクト。全世界の人々にそれを感じてもらえたらうれしいです」と話した。
実際に打ち上げるプレートを手に取った河野純喜は「わくわくが止まらないです」と、早くもプロジェクトに夢中な様子。宇宙空間で6か月過ごしたあと、プレートがどのような姿になって戻ってくるだろうかと聞かれると、「めちゃめちゃ輝いて帰ってきます。言葉では表せない輝きを放っています」と、純真無垢なコメントで答えた。
同じ質問に対して佐藤は「11色になっています」と、メンバーカラー11色に変身して帰還するのではないかと予測。ロマンチックな回答にメンバーからは感嘆の歓声が上がった。
また、金城は帰還したプレートをファンと共に見たいと話した。現時点では帰還後のプレートをどのように開封するかは決まっていないとのことだが、「大きな会場でJAMのみなさんと見てみたいです」と、JAM愛を感じさせるコメントを残した。
最後に、プロジェクトのアンバサダーに就任したことについて、與那城は「宇宙について知らなかった人にも『スペースデリバリープロジェクト』を通して少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。アンバサダーとしていろんな人に興味を持ってもらえるように活動していきます」と、力強い意気込みを語った。
プレートの打ち上げは2022年度内に行われる予定とのこと。JO1とJAMの絆が宇宙空間へ放たれるその日が待ち遠しい。