BTS(防弾少年団)がファンにステキなプレゼントを贈り、そこに隠された意味が感動的だと注目を浴びている。
6月10日、最新アルバム『Proof』で待望のカムバックを果たしたBTS。16日からは、約2年ぶりに韓国の複数の音楽番組に出演して、タイトル曲「Yet To Come」を披露し、大きな話題を呼んでいる。
そんなBTSは、3年以上ぶりに観客を入れた事前収録を実施。できるだけ多くのARMY(BTSのファン)に参加してほしいという思いから、音楽番組の収録としては珍しくアリーナレベルの会場を使って収録を行った。
これだけでも、ファンに対するBTSのあたたかい愛情が伝わるが、彼らの気遣いはこれだけではなかった。なんと、収録に参加したARMYに、スペシャルギフトを贈ったのだ。
そこには、「BTS 9th Anniversary」「Proof」と書かれたハート形のクッキーと、BTSのコーヒー、ハンドクリーム(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)、ARMYと刻まれたリップバーム、そしてピンクのバラの花束が入っている。
▼ARMYに贈られたギフト
なんとも豪華なギフトセットだが、その中でも特にARMYの心を掴んでいるものがある。それは、ピンクのバラだ。とてもかわいらしいピンク色のバラだが、なぜBTSは“ピンク”を選んだのだろうか、と疑問に思う人もいるだろう。実はこれには深い理由があったようだ。6月17日、このギフトを受け取ったARMYが、その理由を見つけた。
それは、このARMYが思い出としてバラを保存しようと考え、ドライフラワーにした時のこと。ピンク色だったバラは乾燥させたことで、なんとムラサキ色のバラに変わったのだ。
▼ドライフラワーにしたらピンクのバラがムラサキ色に変わったことを明かすARMYの投稿
아 님들아 꽃 말리니까 보라색됨ㅠ 눈물한바가지흘리는중 https://t.co/sTKhv0ivmu pic.twitter.com/aOtMdEZZGC
— 오댕이 (@odengpassingby) June 20, 2022
ムラサキ色(韓国語:ボラセク)といえば、BTSを象徴するカラーとして有名。またムラサキ色は虹の最後の色であるように、“相手を信じてお互いに末永く愛し合おう”という意味を込め、Vが「ボラヘ(보라해/I PURPLE YOU)」という言葉を創ったことから、BTSとARMYにとって深い愛を表す色として用いられている。
そんなBTSとARMYがお互いを思う気持ちのように、もらったお花をこれからも永遠に大切にしたい、という思いからドライフラワーにしたことで明らかになったBTSが“ピンクのバラ”に込めた思いにファンは感動が止まらない様子。もらった時だけでなく、その後も幸せな気持ちになるセンスがよすぎるギフトに感嘆している。