韓国で初めて同性愛を告白したアイドル「Holland」は、BTS(防弾少年団)のリーダーRM(キム・ナムジュン)が、昨年、国連で披露したスピーチが、彼やLGBTQのコミュニティーにとって、とても意味のあるスピーチだったと語った。
2018年9月半ば、韓国の大人気ヒップホップグループBTS(防弾少年団)は、米ニューヨークの国連本部で開催された第73回国連総会に出席。その中の国連児童基金(UNISEFF・ユニセフ)の新グローバル・パートナーシップ「Generation Unlimited」のイベントで、BTSのリーダーRMは、若い世代を激励するスピーチをした。
スピーチ内でRMは、BTSがアンバサダーを務める「Love Myself」キャンペーンや自身の経験を通して、学んだことについて語った。
最後にRMは、自身自身を愛すること、自分自身を語ること、自分の出身や肌の色、ジェンダーも関係なく自分自身を語ることで、本来の自分を見つけてほしいという力強いメッセージを贈り、世界中の人の心を動かした。
FULL SPEECH: Global pop sensation @BTS_twt speaks at the 73rd @UN General Assembly in NYC and helps to launch a new global youth initiative, "Generation Unlimited." https://t.co/dCuujVag6a#BTSonGMA #BTS pic.twitter.com/SArtpiIcBh
— Good Morning America (@GMA) September 24, 2018
HollandもそのRMのスピーチに勇気づけられた人の1人だという。Hollandは、韓国のメディア「コリア・ヘラルド」のインタビューに答え、自身のセクシュアリティや音楽、参加している活動について語った。その際に、Hollandは、RMの国連でのスピーチについて、個人的にとても感謝しBTSの大ファンになったと話した。
「僕は個人的にとても感謝しています。韓国を代表するグループがこういったことを発言するのは、簡単なことではありません。そういった場で大きな影響力を持つ人たちが、そのスピーチをすると決めたことは、何よりもカッコイイと思います。もっと大ファンになりました」(Holland)
またHollandは、LGBTQのコミュニティーにいるBTSのファンもRMのスピーチに支えられたと思うと語った。
「スピーチの言葉すべてを覚えているわけではありませんが、BTSファンのなかにいるLGBTQの人たちも、BTSにサポートされていると感じたと思います」(Holland)
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