KPOP monsterは、4月21日から日本での公演をスタートさせた新星K-POPボーイズグループ「XEED」にインタビューを実施。日本での公演についてはもちろん、XEEDになるまでの苦労や以前活動していたグループでの裏話、ファンへの気持ちなど、XEEDについて1から知ることができるような質問をたくさんぶつけ、彼らの未知の魅力に迫った。
XEEDは、IN2ITを輩出したサバイバル番組「少年24」出身のDOHA（ドハ）、JAEMIN（ジェミン）、ボーイズグループLUCENTE出身のBAO（バオ）、そしてボーイズグループOTC出身のRONI（ロニ）が出会い、新たに結成された4人組グループ。それぞれ以前からソロやグループなど、多様な活動を行ってきた経験値ある4人の多彩な能力を備えたグループで、YouTube、Instagram、TikTokなどのSNSフォロワー数はすでに30万人を超えている。経験豊富なメンバーならではの確実な実力はもちろん、圧倒的なビジュアルを誇っており、今K-POPファンの間でじわじわと人気上昇中のグループだ。
4月には初来日を果たし、新大久保「SHOWBOX」で連日公演を行っている。4月21日に行われた初公演では、後方の立見席までいっぱいになるほど多くのファンが応援に駆けつけた。様々な媒体からのラブコールも殺到中だとか。
自己紹介
――みなさん、本日はお忙しいところインタビューの機会をいただきましてありがとうございます！ XEEDの皆さんは今回がグループ結成後初めてのインタビューということですが、どうぞ気軽に答えてください。それではまず自己紹介をお願いします。
XEED on Your Heart！こんにちは、XEEDです。
RONI：グループの小顔とかわいさを担当しているRONIです。
JAEMIN：XEEDのマルチ、万能を担当しているJAEMINです。主要ポジションはダンスですがラップもボーカルもできます。
DOHA：XEEDのリーダーを担当しているDOHAです。
BAO：こんにちは。XEEDの1位を担当しているBAOです。何でも1位です。僕はメインラッパーです。
（左上から時計回りに）DOHA、JAEMIN、RONI、BAO ©NatureSpace
――XEEDはどんなグループですか？
DOHA：僕やJAEMINは以前に「少年24」、BAOは「LUCENTE」、RONIは「OTC」というグループで活動していました。それぞれ過去の活動をしながら苦労してきたメンバーたちです。XEED（シード、Seed）というのが元々は「種子」という意味なのですが、そんな苦しみを経験した僕たちが、ファンの方や見てくださる方の痛みに共感してなぐさめてあげられるような「希望の種」になろう、という思いを込めて「XEED」というグループ名が付きました。頭文字の「X」には未知数という意味もあります。
XEEDにしかない魅力は？
――XEEDにしかない魅力はどんな点だと思いますか？
JAEMIN：メンバー同士のケミ（ケミストリー、とても相性が良いこと、またはそのような仲）が本当にいいところです。また、普段は元気で活動的で躍動的ですが、ステージに上がると一転してかっこよくて雰囲気のあるチームになる点も魅力だと思います。
DOHA：僕たちは4人グループですが、それぞれの個性がはっきりしていて、初めて僕たちを見る方でも一目で見分けがつく際立った個性が魅力だと思います。
公演内容は？
――新大久保で公演をされていると聞きましたが、どんな内容の公演をしているのですか？
DOHA：主にK-POPアイドルの有名な曲をカバーしていますが、公演では、まだ発売されていないXEEDのオリジナル曲のパフォーマンスも見ることができます。
BAO：僕たちがステージで冗談を言い合ったり、ケミを見ることができる瞬間が多いので、ご覧になったら気分がよくなると思います。
JAEMIN：そして、毎公演違うコンセプトのステージを用意しています。毎日新鮮なXEEDを見ることができます。
빅뱅(BIGBANG) – ‘봄여름가을겨울 (Still Life)’ [Cover by XEED]
[XEED] BTS – Boy With Luv I 안무 댄스커버 Dance Cover
「少年24」で共演した2人が再会することになったときの心境は？
――DOHAさん、JAEMINさんは「少年24」で共演されていたことで有名ですが、XEEDで再会することになったときはどんな気持ちでしたか？
JAEMIN：僕たちは、「少年24」ではユニットは違いましたが、宿舎は一緒だったんです。なので、久しぶりに実の兄に会ったような気分でした。本当に大好きな兄さんだったのでまた会えて本当にうれしかったです。（ドハは）「少年24」の中でも本当に優しくて歌もダンスもできて全てが完ぺきな芸能人のような兄さんだったんです。
DOHA：「少年24」のときはメンバーが28人もいて、いつもそれぞれスケジュールが違ったので、1年間一緒に住んでいたとはいえ今のように近い関係ではありませんでした。XEEDとして一緒に活動するようになって、JAEMINについていろいろ知ることができて、今になってやっと同じチームだという実感が湧くようになりました。「少年24」のときは隣の学校に通う友達のような感覚でしたが、今は同じクラスになったような感じです。
DOHA（ドハ）
©NatureSpace
番組出演後や前グループでの活動後から今までの間に、成長した点や変わった点は？
――番組出演後や前グループでの活動後から今までの間に、成長した点や変わった点はありますか？
RONI：実は、以前活動していた時はかなり大変だったんです。未来が見えなくて。このままずっと活動するべきなのかもわからなくて…でもXEEDははっきりとした目標があってそれが自身をより切実にさせている気がします。希望も見えて。このメンバーとなら何でも叶えられる気がします。
JAEMIN：実はXEEDに入る前、大きい事務所のデビュー候補に入っていたんです。でもその予定が崩れてしまい自尊心が低くなってしまいました。でもXEEDに入ってやりたかった活動をできるようになって、満足感があります。それで今は一生懸命やろうという気持ちが強いです。本当によいメンバーと出会えました。
DOHA：僕もそうですし、メンバーたちも、デビューしたにもかかわらず活動ができない時間が長かったです。その分活動やステージに対する渇望が大きかったし、待ってくださったファンの方に恩返ししたい気持ちも大きく、新しいファンの方にも早く会いたいという気持ちも先立っていました。扉さえ開けばすぐ走ってファンの皆さんに会いに行きたかったです。
BAO：ロデオですね（笑）
僕はデビューをしたのに何もできない時間がとても長くて本当につらかったんです。もうアイドルはやめて平凡な人生に戻らなきゃ、と思っていたのですが、心のどこかに「アイドルをしたい」という気持ちが残っていました。そんな時に友達が声をかけてくれてXEEDに出会いました。僕が普段冗談をよく言うタイプなんですがみんな受け入れてくれて、我慢してくれているのかもしれませんが（笑）とてもありがたいです。
RONI：両方だよ（笑）
BAO：（笑）胸が躍って、毎日幸せに過ごしています。
RONI（ロニ）
©NatureSpace
日本でやってみたいことは？
――日本でやってみたいことはありますか？
JAEMIN：以前に東方神起先輩が日本中を回って公演されていたじゃないですか。そんなふうに、日本の地方を回って公演をしてみたいです。そしてメンバーたちもみんな同じだと思いますが、東京ドームで公演をしたいです。日本の放送局の番組にも出たいです。
DOHA：僕は幼い頃から東方神起先輩が大好きで、日本活動をずっと見ていたんです。日本でも成功したというのを感じたのが紅白に出たときだと聞いたので僕たちもいつか…
JAEMIN（ジェミン）
©NatureSpace
日本でのオフの日の過ごし方は？
――日本でのオフの日はどんなことをして過ごしていますか？
DOHA：コンビニによく行っています。コンビニに行くだけでも旅行気分になります（笑）
BAO：家にいるときは、僕たちがゲーム機を持ってきたのでみんなでゲームをしています。
JAEMIN：RONI兄さんはXEEDの「掃除隊長」なので、休みの時はRONI兄さんが大掃除をしています。BAOと僕は写真を撮るのが好きなので外に出てポラロイドなどの写真を撮っています。BAOが写真を撮るのが本当に上手いんです。
RONI：宿舎でメンバーたちとお酒を飲むこともあります。みんな適度によく飲みます。（笑）
JAEMIN：BAOが食に関する関心がすごく高くて、美味しい店を見つけるのが上手いんです。日本でも美味しい店を探索しているので、休みの日はBAOに導かれて美味しい店にご飯を食べに行っています。
好きな日本コンテンツは？
――J-POPは聞きますか？もし聞いている曲があれば教えてください。
DOHA：J-POPというか、東方神起先輩の日本語曲をよく聞きます。日本語曲が特に好きで、アルバムの曲は全部知っています。
――特に好きな曲はありますか？
DOHA：「Forever Love」です。
東方神起 / Forever Love
――好きな日本のコンテンツはありますか？
DOHA：さあ、BAO出発！
BAO：僕は日本のアニメが大好きです！先日、メンバーたちとマネージャーさんと一緒にお台場に行ったんですが、「お願いだからジャンプショップ（漫画『週刊少年ジャンプ』のグッズが売っているショップ）に行かせて」と頼み込んでジャンプショップに行きました。「僕のヒーローアカデミア」「呪術廻戦」「NARUTO」などが好きで、僕がヒロアカのトガヒミコというキャラクターが特に好きなのでそのグッズを買いました。NARUTOの財布も買いました。
JAEMIN：BAOさんがコスプレをやってみたいと言っていました。僕はジブリとかしんちゃん、鬼滅の刃、ワンピースも好きです。久石譲さんのオーケストラを聴きながら寝るととてもよく眠れます。
メンバー：（ポニョの歌を合唱）
BAO（バオ）
©NatureSpace
ロールモデルはいる？それは誰？
――ロールモデルはいますか？それは誰ですか？
RONI：BTS（防弾少年団）のジョングク先輩です。できないことがないじゃないですか。体つきも男らしいし。顔も僕が好きなスタイルです。僕もそんな風になりたいです。
JAEMIN：僕は昔からSHINee World（SHINeeのファンの名称）だったんです。なのでテミン先輩のようになりたいです。僕がアイドルになりたいと思ったきっかけもテミン先輩なんです。ダンスも歌もできるマイケル・ジャクソンのような姿がかっこよくて…僕にとってテミン先輩はバイブルのようなものです。
DOHA：EXOのD.O.先輩とベクヒョン先輩です。ソロ歌手としても成功されていて演技もできる、そんな活動を僕もしてみたいと考えています。
BAO：BTSのV先輩です。表情やジェスチャーなどの言動が魅力的で、僕も真似しています。音楽的にはiKONのBOBBY先輩がロールモデルです。
これからの目標は？
――XEEDのこれからの目標は何ですか？
JAEMIN：先程も言ったように東京ドームです。これからたくさんアルバムも出して、韓国デビューもして忙しく活動したいです。
DOHA：日本の嵐のように、40代になっても活躍する、僕たちが軍隊に行って帰ってきてもまた集まって活動できるチームになりたいです。
RONI：当たり前でしょ～
読者と日本のファンへメッセージ
――絶賛公演中のXEEDのライブに行きたくなるような宣伝をお願いします！
JAEMIN：見なかったら後悔しますよ！
BAO：かっこよさだけでなくおもしろさも求めている方は、僕たちXEEDの公演をぜひ見に来るとよいと思います！
DOHA：メンバーたちのケミやコントも見ることができますし、ステージが始まれば表情がサッと変わってプロの顔になる姿、そんなギャップを見せます。1秒たりとも勿体無く感じることがないような時間を過ごしていただけると思います。
メンバーたち：圧倒的なビジュアルを楽しめます！
――最後に読者と日本のファンにメッセージをお願いします！
BAO：日本を好きなメンバーの1人として、日本がすごく恋しかったし、ファンの皆さんが恋しかったです。前から応援してくださっている方が僕に会いに来てくれて「覚えてる？」と聞いてくださるんですが、瞬時に記憶がよみがえるんです。これからもファンの皆さんを失望させないバオになります！
JAEMIN：まず、インタビューを読んでくださってありがとうございます。一期一会という言葉があるじゃないですか。こうして読んでいただけたのがありがたく、光栄です。僕たちの見どころたくさんの公演を1度見に来てくださったらうれしいです。
RONI：XEEDはまだ始まったばかりなので、これからファンの皆さんと共にたくさんのよい思い出を作っていけたらと思います。
DOHA：ここまで読んでくださった時点で、既にXEEDと共にする準備ができていると思うのですが（笑）ここまで関心を持って読んでくださってありがとうございます。今来て下されば、XEEDとXEEDの始まりを共にできるので、ぜひ見に来てくださったらうれしいです。
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