LOONA チュウの所属事務所・ブロックベリークリエイティブが、チュウの今後の活動に大きな影響を及ぼす手段を講じていたことが明らかになった。
LOONAの所属事務所であるブロックベリークリエイティブは、深刻な資金難に陥っていることがよく報道されてきた。関係者によると、昨年の時点で業者やスタッフへの給与すら払うことができない状態だったという。この報道を聞いたファンからは、所属アーティストであるLOONAへの待遇を心配する声が相次いでいた。
そんな心配は実際に起こってしまっていた。個人活動を積極的に行い、人気を集めていたLOONAメンバーのチュウは、あるWebプログラムに出演した際、「最近清算は大丈夫ですか?」という質問に対し「いいえ、まだ(清算が済んでいない)です」と答え、視聴者をざわつかせたこともあった。
チュウは、そんな事務所に対して不満を抱いていたようだ。韓国メディア「ウィキツリー」によると、チュウが昨年12月、事務所に対し専属契約効力停止仮処分申請を提起したという事実が裁判所によって確認されたという。これに関して、ブロックベリークリエイティブ側はまだ正確な立場を明らかにしていない。
▼チュウ
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そんな提訴を受けた影響か、ブロックベリークリエイティブがチュウに対してある“制裁”を加えたことが明らかになった。
なんとブロックベリークリエイティブは、先月4日、韓国特許庁に「今月の少女 チュウ」、「LOONA’s Chuu」などの商標権を登録したのだ。これらが商標登録されたことによってチュウは今後、現在の事務所を出てしまうと「チュウ」という芸名を使用できなくなってしまう。「チュウ」という芸名は他にない印象的な名前であるため、この名前を使用して活動できなくなることはチュウにとってかなりの悪影響があると考えられる。
なお、チュウ以外のメンバーの名前にはこのような措置は講じられていない。
これと同様の問題は、2016年にボーイズグループ「BEAST」がCUBEエンターテインメントとの専属契約が満了した際にも起こった。商標権を保有しているCUBE側が事務所を出る彼らに商標権を許諾しなかったため、彼らは「BEAST」というグループを捨てざるを得なくなったのだ。その結果、「BEAST」は「HIGHLIGHT」にグループ名を変更することになった。
▼HIGHLIGHT
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チュウも今後このような問題に直面する可能性がある。
このような措置を講じたブロックベリークリエイティブに対して、ファンからは疑問の声が相次いでいる。
LOONAは、本日3月31日から放送が始まる人気サバイバル番組『QUEENDOM2』に出演する。