BTS(防弾少年団)の世界8都市をまわるスタジアムツアーのチケットが超高額で転売され、チケットを手に入れることのできないファンが激怒しているようだ。
3月1日(現地時間)、韓国の大人気ヒップホップグループBTS(防弾少年団)のスタジアムツアー「Love Yourself:Speak Yourself」のチケットが販売スタートし、即日ソールドアウトとなった。
同日、コンサートチケットの転売サイトに多くのBTSのコンサートチケットが出品、ヨーロッパ公演のチケットは最大4,019ドル(約44万9000円)で売り出されているようだ。イギリス公演のチケットはもともと66ドル(約7,300円)から232ドル(約2万5000円)、スペシャルパッケージは265ドル(約2万9000円)というい値段設定だ。それに比べると約20倍の値段がついている。
公式サイトでチケットが売り切れてしまった場合、多くのファンがSNSやStubHubなどの転売サイトでチケットの購入を考えるが、こういった転売サイトでは最低でも284ドル(約3万1000円)と、定価よりも高額で取引されているにもかかわらず、売り切れが続出しているという。
もちろん転売を目的としてチケットを購入することは違法だが、BTSのコンサートへの需要は高くなる一方で、転売行為は後を絶たず問題はどんどん深刻化しつつあるようだ。
こういった事態をさけるために、ファンはチケット販売会社やBTSの所属事務所に対策を求めるとともに、ファン同士でこういったチケットを購入しないように呼びかけあっている。
「ふざけてる。こんな金額払うわけないでしょ」
「チケット購入をするには、ファンクラブへの入会を必須にする。有料のメンバーシップを登録する(高くない)。転売を禁止にする。先行販売はファンクラブのメンバーのみに設定する。チケットを購入するときに会員ナンバーを必須にする。会場に入る際は、IDと会員ナンバーを提示する。会員でなくてもチケット購入時の名前と同一のIDの提示を求める」
「もう制御不能だけど、本物のARMY(BTSのファン)だと証明できるテクノロジーがあればいいのに。一人一人確認するとなれば、かなり時間がかかるけど」
「みんな転売している人からチケットを買わないで、そういう人を破産させよう」
「悲しいけど、彼らからチケットを買うなら、空席があったほうがいい。ダフ屋に学ばせよう」
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