BTS(防弾少年団)のメンバー・V(キム・テヒョン)のインスタグラムの使い方が話題に。投稿したポストがファンアカウントのもののようだと注目を集めている。
独特な世界観を持ち、誰にも予想できない行動をとることが多いことから“不思議ちゃん”のイメージが強いV。彼はその独創性から、ファンに「4次元アイドル」と呼ばれている。人とは違う強い個性を持っている彼はインスタグラムの使い方も独特で、愛犬のヨンタンを映したかわいらしい写真を載せたかと思えば、モノクロフィルムで撮影されたおしゃれな写真を載せたり、はたまた50年前のジャズ公演の動画を載せたりと、ジャンルを問わず、様々な“好きなもの”が集められている。
▼愛犬・ヨンタンを映した写真
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▼フィルムカメラで撮影されたモノクロ写真
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▼1950年代のジャズ公演の動画
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そんな中、ファンの間では彼のインスタグラムに投稿されたある写真がファンアカウントの投稿のようだと話題になっている。
no cus why taehyung moving like a fan account rn pic.twitter.com/O2iJAKehEZ
— joons uparupa (@420JOON) March 21, 2022
ツイートに掲載されている写真は、Vが投稿した2つのポストをキャプチャーしたもの。1枚目のポストは彼が3月21日に投稿したもの、2枚目は彼が昨年2021年12月12日に投稿したものだ。
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1枚目の写真には、大きなヒゲをつけたVの姿が映されている。これは彼がBTSのデビュー8周年を記念して開催されたファンミーティング『BTS 2021 MUSTER SOWOOZOO』にて披露した姿だ。かつてないほどに強烈なそのビジュアルは多くのファンに衝撃を与え、当時大きな話題に。のちに、ファンの間でミーム(※)として使われるようになった。
(※)ミーム:インターネット上で急速にコピーされて拡散されている画像や動画、言葉のこと
そんなアイコニックな写真を投稿したVだが、彼のこの投稿がファンアカウントのようだと言われる理由はほかにもある。その理由とは、この写真の画質の荒さだ。公式の写真やスマホで撮影した写真ではなく、動画をキャプチャーしたかのような低画質のこの写真。ファンが投稿する写真には動画をキャプチャーしたり拡大したり、何かしらの加工が施されているものが多いが、この写真はそんなファンアカウント写真ならではの特徴に当てはまっている。そのため、V本人ではなくファンが投稿したかのように見えているのだ。
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2枚目の写真も、1枚目と同じく加工が施されている。この画像は実際にファンが作ったもの。当時、ARMY(BTSのファンクラブ名)の間で流行っていた「おばあさんの初恋の人の写真」と呼ばれるもので、まだモノクロ写真しかなかった時代に撮影したかのような加工が特徴だ。
「おばあさんの初恋の人の写真」と呼ばれる理由は、「おばあちゃんの初恋の人はこの人だったんだよ」というセリフとともに見せるのにピッタリな写真であることから。まるで戦前の時代にいたかのような不思議な感覚を味わえる加工として、当時アイドルファンの間で流行っていた。
ちなみに、この写真のもとになっているのはBTSが公式で出しているプロモーション写真。BTSが『MAP OF THE SOUL : 7』を発表したときのものだ。
まるでファンアカウントが投稿したかのような写真をアップしていたV。彼の個性あふれるインスタグラムのポストにファンは興味津々。今後の投稿を楽しみに待っているようだ。
「自分のミームを自分で使うテヒョンwwwww」
「ARMYの間で流行った写真をちょうど流行が終わったころにアップするテテかわいすぎるwww」
「この2枚だけ見たら本当にファンアカウントみたいww」
「テヒョンのインスタはなんだか人間味があってすごく好きなんだよね」
「次の投稿が楽しみすぎる!」