GFRIEND出身、VIVIZのシンビが、GFRIEND契約終了のときの心境を明かした。
GFRIENDは、2015年にデビューした6人組ガールズグループ。「パワー清純」のコンセプトで人気を集めたGFRIENDは、一寸の乱れもなく揃ったダンスと安定した歌唱力が評判を呼び大ヒット。K-POP界の代表的なガールズグループとして、カムバックの度にチャート1位を総なめしていた。代表曲は「今日から私たちは」「LOVE WHISPER」などがあり、その名曲たちは今も多くの人から愛されている。
しかし2021年5月、突然の解散が発表された。メンバー仲もよい人気グループだったため、予想もしなかった解散報道にファンたちは大きな衝撃を受けた。
▼GFRIEND
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解散後はそれぞれ別の事務所に移籍し、新たな道へと進んだ。リーダーのソウォンは、本名のキム・ソジョンに活動名を変更し女優として、イェリンも女優の道へ。ユジュはソロ歌手として活動することになった。
ウナ、シンビ、オムジの3人はアイドルとして再びステージに上がる道を選んだ。3人のグループ名はVIVIZ。VIVIZは、「VIVId dayZ」の略語で、「鮮明な、強烈な」を意味する「VIVID」と「日々」を意味する「days(z)」を組み合わせた造語。ウナとシンビの本名である「ウンビ」のビを2つ、オムジのジを合わせた名前でもある。
VIVIZは今年2月9日に「BOP BOP!」でデビュー。K-POP界に舞い戻った彼女たちを大歓迎したファンたちにより、デビュー後わずか7日というガールズグループ史上最短（IVEも同じく7日で1位獲得のためタイ）で、音楽番組で1位を獲得。変わらぬ人気を見せつけた。
▼VIVIZ
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そんなVIVIZのメンバー・シンビが、自身に起きたスランプやGFRIEND契約終了時の心境を明かし、ファンを切なくさせた。
3月4日にIDOLLIVE公式YouTubeチャンネルで公開された、VIVIZに密着したプログラム「SCAN VIVIZ」のハイライトで、シンビの当時の苦悩が語られた。
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2019年7月に公開されたGFRIENDの楽曲「FEVER」の活動時から、自身の舞台での姿を見るのが嫌になってしまったというシンビ。元々は舞台での自分の姿が好きでチッケム（メンバー個人にフォーカスしたパフォーマンス映像）もよく見ていたというが、スランプに陥り、どんどん活動への意欲も落ちていってしまったそう。
そのスランプは、非常に長い間続いたという。GFRIENDの最後の活動曲となった「MAGO」の活動時もスランプは続き、意欲が落ちた状態で活動をしたという。シンビは当時、その活動がGFRIENDの最後の活動になるとは知らなかったそうで、今になって当時の状況を後悔しているようだ。当時の不完全燃焼感が、今VIVIZとしての活動の活力となっているという。
GFRIENDの契約終了が決まってからは、最後にアルバムを出して終わると思っていたのにそれも叶わず、ファンに自ら話をできないことがつらく、解散の記事が出るひと月前にメンバーが行ったV LIVEを見て涙を流したという。
解散の記事が出ても泣かないと思っていたというシンビだが、いざ記事が出ると涙が止まらなかったという。宿舎の部屋で記事を読んだメンバーが涙を流しながら一斉に部屋から出てきたそうだ。
解散決定から発表までの約1年の間、何も知らないファンや仕事仲間の前では一切悲しい素振りを見せずにがんばってきたというGFRIEND。とにかく大変な1年間だったそうだ。
解散することを知りながら笑顔で活動しなければいけない切なさといったらこの上ないだろう。どれほどつらい1年を送ってきたのか、シンビの「本当にたくさん泣きました。一生分泣いた」という言葉から痛いほど伝わってくる。
一生分泣いたと語るシンビ
そんなつらい別れを乗り越え、現在それぞれの舞台で熱心に活動を行っているGFRIENDメンバーたち。実は彼女たちには計画があるという。
それは、またGFRIENDとしてアルバムを出すこと。いつか再会するので、リーダーはソウォン1人でじゅうぶんだという考えから、VIVIZにはリーダーを設けなかったそうだ。形式的には解散してしまったものの、みな心はGFRIENDにあるようだ。
GFRIENDの強く固い絆が感じられる告白にファンは感動。いつか来る再会の日を待ち遠しく思う声が相次いでいる。
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