BTS(防弾少年団)が、ステージで経験した苦い思い出について告白。カリスマあふれる姿からは想像もつかないそのエピソードに、注目が集まっている。
アメリカ最高峰の音楽授賞式「第64回グラミー賞」に2年連続ノミネートされ、現地時間の昨年11月11日に開催された「2021 American Music Awards」では、アジア歌手初となる「年間最優秀アーティスト賞」を受賞したBTS。もはや近寄りがたいほどのカリスマをまとい、ステージに立つたび圧巻の実力と貫禄で見る人を圧倒しているBTSだが、そんな彼らにも、緊張感あふれる大舞台で経験した苦い思い出があったよう。その告白に、注目が集まっている。
2月1日、BTSの公式YouTubeチャンネルは「2021 American Music Awards」の舞台裏をアップ。最後まで調整を重ねて最高のパフォーマンスを準備し、驚くべき快挙を達成した際の、抱き合って喜びを分かち合うメンバーたちの勇姿が大公開された。
その舞台裏、レッドカーペットへと車で向かう際のVとJ-HOPEの会話にファンは注目。控え室でインタビューの回答を英語で披露し、車内でもそれを繰り返して練習していたV。するとJ-HOPEは、そんなVの愛らしい練習風景に思わず笑顔を浮かべると、「たくさん準備していざあそこに行くでしょ。うまくできずに終わるんだ。一度も答えられなかったこともある」と告白。はたから見ればそんな風には全く見えないものの、練習した答えを披露できず、悔しい思いをしていたことを明かしたのだ。
さらにVまで、J-HOPEのこの言葉に「僕も本当に一度も答えられなかったこともある」と超共感。「それに、すごくたくさん準備したとき、『よし今日は行ったら英語を全部出しきってくるぞ』と思うんだけど、ほとんどただ沈黙」と続け、いざ本番を迎えると、あまりの緊張感から何も言えなくなってしまうことを告白。どんなに大舞台を経験しても、英語でのインタビューだけは、思わず沈黙してしまうほど慣れないことを明かしたのだ。
[EPISODE] BTS (방탄소년단) @ 2021 American Music Awards(該当シーンは9分53秒頃~)
どんな名誉ある舞台に立っても、緊張感や焦りなどは一切感じさせないパフォーマンスで、常に結果を残し続けているBTS。そんなメンバーたちが明かした「うまくできずに終わる」「ほとんど沈黙」という赤裸々な英語インタビューに対する本音に、ファンは「全然そんな風に見えないのに」「さすがプロだ」と驚いている。